学校日記

第66回入学式

公開日
2014/04/08
更新日
2014/04/08

学校の様子

式辞
 (前略)
 みなさんは、「学校」という言葉に、どんな思いを持つでしょう。わたしは、この「学校」という言葉の響きが大好きです。東京のある夜間中学校に通う生徒たちに「学校はどんなところですか」という質問をして、出てきたものを詩にまとめたものがあります。題名は「学校」です。
「学校」
学校はおもしろいところです。
 学校は何でも教えてくれるところです。
 学校はちょっぴりつかれるところです。
 学校は先生が親切です。
 学校は一番いいところです。
 学校は夢があるところです。
 学校は宝物があるところです。
 学校は勇気をつけられるところです。
 学校は私たちのふるさとになるところです。
私はこの詩が大好きです。みなさんは「学校は」の後にどんな言葉を入れますか? この詩は、学校は楽しいばかりではないことも言っています。「学校はちょっぴり疲れるところです」という一文です。学校はたくさんの人が共に生活をする場です。当然、その中には自分と相性が合う人もいれば、うまくいかないなと思う人もいるでしょう。それが人の集まりです。馬の合う人ばかりではない集団が普通なのです。その人たちと、どう協力をし、話し合い、折り合いをつけるのかが大切です。だから「ちょっぴり疲れる」のです。人と繋がるということはエネルギーがいることなのです。いろいろな人が集まり集団を作ります。クラスでも部活動でもです。その人たちとどう協力し、折り合いをつけていくかを学ぶことが学校での大切な学習の一つです。その大切な学習のひとつのキーワードとしてみなさんに大切にしてほしいこと、いつも思い返してほしいことがあります。昨日の始業式では、2・3年生にも話をしました。そのキーワードは3つあります。
一つ目は『「ありがとう」と素直に言おう』です。
二つ目は『「ありがとう」と言ってもらえることをしよう』です。
そして三つ目は『まちがったら「ごめんなさい」と素直に言おう』です。
もう一度言います。
「ありがとう」と素直に言おう。 「ありがとう」と言ってもらえることをしよう。 間違えたら「ごめんなさい」と素直に言おうです。まずは、この1年間、この3つのことを大切に、ことあるごとに思い起こしてみてください。人とのつながりを築いていく手助けになるはずです。
 保護者の皆様、本日はお子達のご入学、まことにおめでとうございます。中学校での3年間は大きく成長する時期であります。そして成長の過程では、頭や手足を、あちらこちらにぶつけることもあると思います。それは、卵から出ようと、殻をつつく雛鳥に似ています。ある時はじっとくちばしが見えるのを我慢して待たなければならないかもしれません。ある時は少しだけ外から殻をつついて助けてあげなければならないかもしれません。3年後に立派に育って巣立っていく日を楽しみに、共にがんばりましょう。
 最後になりましたが、来賓の皆様には、公私ともにお忙しい中、ご臨席を賜りまして、まことにありがとうございます。今日、こうして新たな八条中学校をスタートさせることができました。教育は家庭、地域、学校が絡み合い、うまく役割を果たして効果が上がると考えます。今後とも、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。
 さあ、始まりです。みんなでこの伝統ある八条中学校の、新しい歴史を作っていきましょう。

                               平成26年4月8日