学校日記

筆者の独り言 7 〜8月を迎えるにあたって〜

公開日
2012/07/31
更新日
2012/07/31

きらり☆はち公☆

「人見るもよし 人見ざるもよし 我咲くなり」

 私が卒業アルバムなどにサインを頼まれ,良く書く言葉の一つです。大学時代に何かでこの言葉を知り,ずっとこの言葉が私の指標として私を支えてくれています。特にこの仕事について,迷いそうになったときや,自信を失いかけたとき,何度もこの言葉を呟きました。誰の言葉か知らず,また本当にこのフレーズであっているのかも知らず,ずっと「間違いない」と信じて支えにしていました。この独り言を書くにあたって,一度調べてみようと思い,インターネットで調べてみました。
この言葉は武者小路実篤の言葉らしく,正確には「天与の花を咲かす喜び 共に咲く喜び 人見るもよし 人見ざるもよし 我は咲くなり」らしいです。まぁ大きく違いはないのでよしとしましょう。
 私たちは,いやいや私は,何かをしたときに,とっても褒めて貰いたい人種のようです。やったことや頑張ったことは評価してほしいし,良いことをしたときには誰かに見ていてほしいという,さもしい根性の持ち主です。でも人生そんなに都合のいいことはなかなか起こりません。せっかくいいことをしたり,頑張っても,誰も見ていてくれないし,誰も褒めてもくれないことのほうが多いですよね。人が褒めてくれなくても,見ていてくれていなくても,自分で決めたこと,自分で信じたことをひたむきに,ただ黙々とやり通していかなければならないことがたくさんあります。そんな時に,私はこの言葉を肝に銘じています。人が喜ぶかどうか,人が認めてくれるかどうかを基準にしない。すべては自分の成長と自身の満足のため。自分らしさは,むしろ誰も見ていない行動の積み重ねから形になってくると自分に言い聞かせるのです。

 まだ夏季大会を戦っている部もありますが,多くは3年生が引退をし,次の代へと変わっていく部活動真っ盛りです。この夏休みをどう部活動と向き合うかが,今後の自分と部活動との関係に大きく影響します。この夏休みは大きく成長する時期です。スポーツも音楽も美術も技術も,やっぱり成果を認めてほしいし褒めてほしいですよね。でも,本当は,誰も見ていないひたむきな努力と汗の積み重ねが自分らしさ,自分らしい強さを作るのです。来年の,再来年の今このときに,輝いていられるように。また自分らしい,自分だけの花が咲かせられるように「天与の花を咲かす喜び 共に咲く喜び」が待っていることを信じて目指しましょう。そして,この夏休み「人見るもよし 人見ざるもよし」です。