歴史を学び,互いをもっと知る旅へ(4)
- 公開日
- 2012/11/01
- 更新日
- 2012/11/01
校長室から
湯村温泉でほっこり♨
宿泊は,少し足をのばして湯村温泉に行きました。源泉温度は98度と日本一だそうで,5組の生徒は到着して入浴した後,荒湯まで降りて行って卵をゆでて食べました。また,夕食後は全員で「福笑い」で盛り上がり,楽しいひと時を過ごしました。そうそう,村上先生の歌もとても良かった(?)ですね(^O^;)
この湯村温泉は,1981年のNHKドラマ「夢千代日記」のロケ地としてその風情が全国に知られるようになり,以来「夢千代の里」とも言われています。「夢千代日記」は作者が終戦直後の8月20日の夜,広島で見た被爆の凄惨な光景と「芸と心」を重んじる実在の芸者「夢千代」をモデルに,平和への切なる願いと,苦しくとも優しく生きる人間の美しい姿が描かれています。夢千代(本名:永井左千子)は胎内被爆者として白血病と闘いながら湯の里湯村で芸者置屋を経営していました。正福寺の夢千代地蔵は水子地蔵で夢千代が被爆症の身として生まれ「やがて生まれる我が子も自分と同じ運命をたどるのでは?」との不安から小さい命を絶ってしまうのです。しかし,悔いて止まなかったそうです。
今回,私たちが訪れた場所やこの夢千代のような人達のように戦争の傷跡は,日本中,いや世界中にたくさん残っており,未だに人々を苦しめています。
「福笑い」を楽しむみなさんの笑顔を見ながら,当たり前のようだけど,今のような平和な世の中が,そしてこの幸せがこれからもずっと続くことを祈っていました。