学校日記

心と心の交流

公開日
2012/06/20
更新日
2012/06/20

学校の様子

〜兵庫県宍粟市立千種小学校6年生のみなさんと〜
本校の夜間部と千種小学校とが交流を始めて4年目になります。毎年,京都に修学旅行に来られた際に本校に寄られます。今年も,6月7日に交流を行い,先日その時の感想文をいただきました。

○京都の洛友中学校に行きました。最初に,校長先生と教頭先生のお話を聞きました。生徒さんの平均年齢は64歳だそうです。全国に夜間中学校は35校しかなく,学校へ行きたくても行けなかった人が通っているそうです。洛友中学校のみなさんは仕事が終わったあと,しんどいはずなのに,それでも学校に行きたいと思えるのはすごいと思いました。「勉強は血となり肉となる」と教頭先生が言っておられました。私が教えた方は,少し難しそうにされていましたが,問題が分かると,「分かるって何でこんなにうれしいんやろ」と言っておられました。洛友中学校のみなさんは勉強を真剣に一生けん命にとても楽しそうにされていました。

○夜間中学校に行っていろいろな事を学びました。どのクラスの人もあまり日本語がうまく話せない人がいたけど,みなさん一生けん命で,表情がとても明るく,「勉強ができる!」ということがとてもうれしそうでした。今,洛友中学校で勉強されている人達は,小さい頃からいろいろと苦労されていて,学校に行きたくても行けない人がいたり,やりたい事もがまんしてきて辛かったと思います。今,私達がふつうに学校に通えて,やりたいことが出来て,好きな物を食べれることが,どれだけ幸せなのかを知ることが出来ました。みなさんの一生けん命の姿を見て,「私もがんばらないと!」と思いました。

○このたびは,ありがとうございました。1組の先生が「分からん字や読めん字があったら教えてな」と言われたけど,逆にぼくたちが洛友中学校のみなさんに教えられました。何かというと,分からない人がいると,みんなで教え合ったり,いっしょに読んであげたりもして,とても感動しました。生徒さんに「学校は楽しいですか?」と聞くと,「学校は楽しい。落ちつく」と言って,うれしそうにぼくの顔を見て,にっこり笑っておられました。みなさんを見て気づいたことがあります。「協力」「仲間」が大切ということです。これは洛友中学校のみなさんが教えてくれました。

○僕は勉強がきらいです。学校へ行きたくない時もあります。宿題もめんどうくさくてやりたくない時もあります。でも,洛友中学校のみなさんは,昔に戦争や家庭の事情などで学校に行けなかった人達です。中にはかん国語でしゃべっている人もいて,とつぜんとなりの人とかん国語でしゃべったりしてびっくりしました。2組で僕が漢字を教えると,「ありがとう」と笑顔で言ってくださったので,僕も笑顔になってしまいました。僕は洛友中学校のみなさんが一生懸命勉強している姿を見ていると,自分が学校へ行けて,勉強できる僕は幸せなんだなと思いました。