『1年学年便りに寄せて』
- 公開日
- 2015/03/03
- 更新日
- 2015/03/03
学校の様子
先に1年生保護者の皆さまにお配りしました「1年学年便り(3月号)」を読み、感じたことをお伝えしたいと思います。
まず、以下は学年便り本文からの抜粋です。ご覧ください。
◆さて,西京生に話を戻しますと,目の前の子どもたちは入学して1年が経とうとしています。心も体も頭の中も大きく成長しました。振り返ると,前に我が子を抱きしめたのはいつでしょう。「えらいぞぉ」と褒めたのはいつでしょう。彼,彼女が4,5歳のとき毎日のように褒めていませんでしたか。今,末の娘はスプーンでご飯を食べることができただけで,褒めちぎっています。12,3歳の彼,彼女たちはその頃の記憶はないかもしれませんが,抱きしめてほしい,褒めてほしいと思っているのではないでしょうか。
普段は,できないところに目がいってしまいがちです。それは教師も同じです。「○○ができていない」「どうしてできないの」とマイナス面を責めてしまうこともあります。時には必要だと思います。しかし,責めてばかり叱ってばかりでは子どもは育たないことも事実だと思います。日々反省です。
中学の1年目では「計画し実行し反省し次へつなげる姿勢」を大切にしてきました。自分で自分を評価できるように,「しなければいけないこと」と「できたこと」の両方に目を向けるように促してきました。保護者の皆さま,ぜひ褒めてください。1年前と比べて,1週間前と比べて,昨日と比べて成長した姿を褒めてあげてください。これから個の違いがより顕著になってきます。思春期の真っ只中,子どもたちは他者と比べられることに必要以上に嫌悪感を抱きます。確かに全体の中での位置づけ(相対評価)も大切ですが,今は個々の成長を評価する(個人内評価)を重視される方がいいと思います。
やる気や意欲が自ら学ぶ姿勢へとつながっていきます。そして,そこから自立と自律を促していければと考えています。これからも,ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。◆
改めて自らを振り返り、私自身、我が子を、生徒諸君を、身の回りの人を、ちゃんと褒めている(認めている)だろうか、考えさせられました。
決してこびへつらうのではなく(生徒諸君は口先だけのお世辞はお見通しです)、相手の行いをしっかりと認めることを、今一度意識したいと思います。
学校の教育活動は、授業だけではありません。総体としての「学力」を高めるためには、特別活動や部活動、生徒会活動など、学校生活全てにおける全てのものが関わってきます。そのなかには目に見えにくい、数値として測りにくいものも数多くあります。つまり「10回褒めたから、20回抱きしめたから、この子は成長する」とはならないのです。
今年度もあと僅かとなりました。生徒諸君の「育ち」を導くための働きかけを、最後まで丁寧におこなっていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
※下の写真は、1年生英語の時間におこなわれていた発音テストの様子を、廊下(窓の外)から撮影したものです。