学校日記

令和7年度修了と退任のあいさつ

公開日
2026/03/25
更新日
2026/03/25

校長室から

保護者の皆様、地域の皆様、令和7年度が無事、修了したことをご報告します。今年度、朱雀中学校の生徒諸君は本当によく頑張りました。一人一人の充実した令和7年度であったことを卒業式、修了式を終えて、実感しています。この頑張りを称賛するとともに、来年度の飛躍に期待しています。 

  私は、教頭3年、校長3年と朱雀中学校で多くの方に見守られながら勤務してまいりました。この度、退任し、後継者に校長の職責のバトンを渡します。これまでお世話になった保護者の方や地域の方には感謝の気持ちでいっぱいです。そして何より、生徒の皆さんとともに成長できたこと、同じ空間で一緒に過ごしたことに、喜びと感謝を申したいと思います。本当に、ありがとうございました。 

 朱雀中学校で多くを学び、また、これまでの教師人生で感じた多くのことから、最後にお伝えします。それは、卒業式の式辞の中からの抜粋です。

《式辞抜粋》これから、君たちの歩む道は、どのような道でしょうか。これまで私の歩むだ道は、誰かの体験談や生き方、考え方が、「道しるべ」になっています。その「道しるべ」となっていることの中から「さかなクン」、「キダタローさん」そして、東日本大震災の復興にとりくむ地域で育ったある中学生の言葉を紹介したいと思います。「さかなクン」は「自分らしく生きる」を貫いています。でもそのことで葛藤し、悩み苦しんだ時期があったそうですが、「好きを貫く」ことで「さかなクン」になれたと語っています。「探偵ナイトスクープ」最高顧問のキダタローさんが番組の中で語った唯一後悔していること。それは小学生のころ、心臓の弱い同級生を殴ってしまったとき、その子が何も言わずに大きな涙を流したそうです。その姿を見たとき、自分は「何をしているんだ」と感じたそうです。それ以来、ヒトをいじめること、悪口を言うことは一切しないと誓ったそうです。ただ、その子に謝れなかったことが悔しくてなりません。後悔しています。と涙を流されました。キダタローさんの嫌みのない姿はそこが原点だったのだとわかりました。そして、私が参加した講演会で東日本大震災の復興にとりくむ地域で育ったある中学生の言葉が紹介されました。「私たちは、地域の大人の人に支えられて生きてきました。今こうして生きています。でも、私たちは素敵な大人になれるでしょうか? そう自問自答しながら歩んでいきたいと思います。」この言葉に生きる力をいただきました。今、私が君たちに伝えたいこと。それは、自分の歩む道は、「自分」で決める。何を「道しるべ」にするかはあなた次第。どうぞ、あなたの心を大切に耕し続け、自分の歩む道を進んでください。「自分らしく ともに 生きる ために」       ~式辞終~

このことを通して、卒業式で卒業生に、修了式で、1、2年生のみなさんに「あなたの心を大切に耕し続けてください」と贈りました。 

学校は、1年ごとに大きな節目があります。その大きな節目を迎えるごとに「学校っていいな」って感じます。今年度も振り返ってみると本当にそう思います。また、私は朱雀中学校が大好きなのだと実感します。こんな風に思えた生徒諸君と教職員に感謝したいと思います。ありがとうございました。

今、学校は大きな転換期になっています。高校入試制度、部活動地域展開、学校給食などこの数年で大きく変わります。これらの大きな変革は、生徒・保護者にとっても、教職員にとっても大きなことです。当然のように混乱が生じます。しかし、混乱が少しでもなくなるように朱雀中学校の教職員は頑張って取り組むと確信しています。そのためにも、生徒・保護者、地域の皆さんのご理解やご協力が必要です。どうぞ、よろしくお願いします。 

最後に、生徒諸君、保護者の皆様に感謝申し上げたいと思います。本当に、ありがとうございました。

地域の皆様、6年間、私を支えていただきありがとうございました。朱雀中学校の一番の応援団は地域の皆様です。これからも朱雀中学校をどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

  京都市立朱雀中学校

  校  長  西岡 繁穂