学校日記

令和6年度2学期終了のあいさつ

公開日
2024/12/24
更新日
2024/12/24

校長室から

 生徒の皆さん、早いもので令和6年度もいよいよ2学期終業式を迎えました。そして2024年も残りわずかとなりました。
 昨日行われた学年集会では、どの学年も、それぞれしっかりと「振り返り」ができていました。とても、素晴らしいことです。1年生のみなさん。9か月がたちましたね。4月に入学してから気持ちの面で何か変化を感じましたか? 2年生のみなさん。忙しかったね。あれもあれもあれも! 大変だったね。あれもあれもあれも!でも、着実に乗り越えていましたよ。3年生のみなさん。心を1つに決めましたね。15歳の決断ですね。この決断を応援します。私たち全員で。 フレー フレー 3年生! フレフレ3年生! フレフレ3年生!
 皆さんは、この2学期、本当によく頑張ったと思います。学年の取組や学校行事で多くの学びを経験したことでしょう。失敗したことや成功したこと、悩んだことやうれしかったこと、解決できなかったことも、もう少し頑張ってみようと思ったことなど、どの経験や思いも、皆さんの深い学びになったことでしょう。その学びの過程や成果に、私は感動をいただきました。ほめてほめて褒めたいです。  
 話は変わりますが、国内外では、心が苦しくなるようなことが情報として流れています。なかでも中学生が関わっているといつも以上に胸が痛みます。中学教師だからでしょうか。何とかならなかったのかとか、何で?とか思います。北九州における無差別殺人。中学生が犠牲になりました。怒りしか湧いてきません。また、ネットでの誹謗中傷の発信者は中学生、闇バイトに中学生が関与、警察に検挙された盗撮グループの半数以上が中高生など、新聞やネットで書かれている内容を見るだけで胸が痛みます。
 本来、中学生の子どもたちは、多感なこの時期を、いろいろ葛藤しながら挑戦し、悩み、苦しみ、失敗し成功し、繰り返しながら成長していきます。そして、社会の矛盾にどのように対応していくのか、自分らしく生きるためには、友達とうまく付き合うためにはどうしたらいいのかなど、自分自身でその答えを見つけていきます。そのことが、たくましく生きることにつながると信じています。もちろん、私たち大人が、子どもを見守り、寄り添う環境を作らなければがなりません。しかし、現代社会は、私の想像以上の悩みや苦しみを抱える中学生が多くいるのではないでしょうか。その1つの原因がネットによるトラブルです。便利と危険が隣合せです。子ども家庭庁の令和5年度青少年のインターネット利用環境実態調査によると、中学生の約86.3%がスマートフォンを所持しており、その中の93%の人が専用のスマートフォンを使用しているという結果が出ています。この結果からもスマートフォンと正しく向き合うことを学習しないといけないと感じました。SNSによる悪口や誹謗中傷で苦しまないようにするためには、苦しめないようにするためには、犯罪に巻き込まれないようにするためには、私たちに何ができるのでしょうか。みんなで考えたいと思います。それはスマートフォンを持つ私たちすべての人の課題です。決して、他人事では済まされないことですね。
 最後に、この冬休みは「素直な心」でお過ごしください。そして、くれぐれも体調に留意してほしいと思います。新年1月7日にお会いすることを楽しみにしています。
 保護者の皆様、いつも大変お世話になりありがとうございます。この2学期間、お子さんを支え、担任をはじめ学年教師、学校と連携をとりながら、成長を見守り続けていただいたことに感謝申し上げます。学校は冬休みに入ります。この間、ご家庭での生活を充実するためにも、お子さんと多くの時間をともに過ごしてほしいと思います。多感な時期の子どもたちが、大切な家族と一緒に過ごす大切な休みだと考えております。ぜひとも、お子さんを支え、励ましながら一歩ずつ成長する姿を楽しんでほしいと思います。
 地域の皆様、いつもは、本校教育にご理解とご協力いただき、感謝申し上げます。冬休みの間、生徒たちが地域で活動することが増えると思います。子どもの成長を見守りながら、危険が迫るときにはどうぞお声掛けください。「地域で育つ子どもたちが、地域を大切にできる」その基盤がここにはあります。学校ができることがあれば、何なりとお申し付けください。
 それではみなさん、どうぞ、よい年をお迎えください。