7年 性に関する指導 「自分の成長や命について考えよう」
- 公開日
- 2021/03/03
- 更新日
- 2021/03/03
保健室より
人権学習の一環として,2月は性に関する指導を行っています。3月2日,4校時に7年生の性に関する指導が行われました。
7年生になり少しずつ大人に近づき,自分の心や体にどのような変化があったかをふり返り,ワークシートに記入しました。授業では「なぜ人は二次性徴を迎えるのか」について考えていきます。
ここで,ビデオ「赤ちゃん誕生〜ミラクルストーリー〜」を視聴しました。赤ちゃんが誕生するまでのドキュメンタリーで,おなかの中の赤ちゃんの成長の様子と誕生までの様子を知りました。
ドキュメンタリーの簡単な内容
20億ほどの精子からたった1つの精子が選ばれ,卵子に受精する。着床までは3日くらいかかる。精子が卵子までたどり着くまでは私たちの感覚で地球から月までの距離くらいの果てしない旅となる。
受精してから
14日目 心臓のもとが出来はじめる。体長は2mmくらい。
34日目 手足が出来はじめるが最初はヒレのようなものがある。体長は5mmくらい。鼻は爬虫類のような形をしている。魚類→爬虫類→哺乳類と進化を遂げるように徐々に変化していく。
2か月目 脳が発達しはじめる。体長は3cmくらい。胎児の姿になる。
3か月目 お母さんの食べたものの栄養分は血液と一緒に胎盤に運ばれ,へその緒を通じて胎児の栄養となる。羊水は弱アルカリ性で,赤ちゃんの身を守っている。赤ちゃんと母親は一心同体である。
5か月目 体調は19cm,体重は200g 4頭身くらいで活発に子宮の中で動くようになる。骨や筋肉が強くなる。生殖器もこの時期に作られ男女がわかる。
6か月目 体調は24cm,体重は450g 胎児はお腹を蹴るようになる。聴覚が発達してくる時期にあり,外で聞こえた音に反応するようになる。味覚も感じるようになる。羊水を飲むが,この羊水の味は母親の食べたものが影響する。
7か月目 目を開けるようになり,光を感じるようになる。
8か月目 体調は36cm,体重は1000g位 これまでは子宮の中でくるくると動くことができていた胎児も動くことが難しくなってくる。やがて頭をゆっくりと子宮口に向け始める。
9か月目 爪や体毛が生えてくる。骨格がそろう。頭蓋骨は隙間が空いたままであるが,産道を通るため形を変えることができるようにするためと言われている。
10か月目 出産 胎児はへその緒を付けたままゆっくりと体をもぐりこませ,試練の時を迎える。産道を通って生まれるまで数時間かかる。
ビデオを見た後,自分が迎えた体や心の変化を考えました。
「身長が伸びて,筋肉がついてきた。」
「いろいろなことに興味が出てきた。」
「冷静に考えられるようになった。」
「人とのかかわり方や周りの人の目を気にするようになった。」
「自立しようとする気持ちが芽生えてきた。」
とそれぞれ迎えた変化を発表しました。子どもたちが,大人に近づいている自分の体と心について受け止め,どうなりたいかを考えていることがわかり,とても頼もしく感じました。そして,二次性徴を迎えるのは何のためか,予想した意見の交流をしました。その後,先生から二次性徴についての説明を聞き,命についての話がありました。
授業で学習した赤ちゃんの誕生までのミラクルストーリーは自分にも起こっていた奇跡です。子どもたちのことをとても大事に思い,命の尊さを感じているという先生の話でしたが,これは先生だけではなく家族の方も同じように感じておられると思います。教室の雰囲気がとても温かく,自分の意見をしっかり発言する姿や真剣に話を聞く姿を見ることができました。そんな素敵な7年生,これからもますます素敵な大人に成長していってほしいです。