学校日記

★5年・メダカの楽園・ソロモンの指環★2010/05/06

公開日
2010/05/06
更新日
2010/05/06

5年生

★5年・メダカの楽園・ソロモンの指環★2010/05/06
 古代イスラエルの王であったソロモンは、その指環を用いて,ありとあらゆる動物や植物と話をすることができたそうです。
 「ソロモンの指環」の著者で動物行動学者であるコンラート・ローレンツは、自分のよく知っている動物となら、魔法の指環などなくても話ができるとしています。
 このコンラート・ローレンツさんは,<ローレンツ・アクアリウム>について記述しています。
 きれいな小川や沼、池から、そこにある土、水草、小魚や小エビなどを採ってきて、水槽に入れます。空気ポンプなどは使わずに、水草が光合成で出す酸素と、水のなかにいる微生物たちを糧にして、魚やエビなどを育てます。そのフンや死がいは、微生物や水草の栄養分となり、水槽のなかで、小さな生態系をつくるのです。これが”ローレンツ・アクアリウム”。「ソロモンの指輪」の最初のほうで、生き物と身近に接する最も簡単な方法として、紹介されています。
 また,この<ローレンツ・アクアリウム>は,<バランスドアクアリウム>(調和水槽)ともいいます。濾過装置などの人工器具のない環境で、生態系のバランスが取れている(換水、給餌が不要、もしくはごく少量)アクアリウムのことです。
 画像のようなガラスの瓶で作る簡易なものから、名古屋市にある世界のメダカ館の“小さな地球のモデル水槽”のような照明以外の人工物を排除した、完全に閉鎖環境でのアクアリウムまで存在します。
 ボクらは,ソロモンの指環は持っていないけれど、身のまわりの自然に興味をもって,しっかり観察することによって,ほんのちょっぴり,自然を理解することができます。★彡!

★かがくナビ
『ソロモンの指環〜動物行動学入門〜』
コンラート・ローレンツ著 日高敏隆訳 
早川書房 ISBN:4152087382