学校日記

校長室から 冬休み号

公開日
2013/12/19
更新日
2013/12/19

校長室から

校長室から 〜年の瀬に想う〜

 2013年があと少しで終わろうとしています。今年は,本校の分校開校30周年という節目でもありました。めぐりあわせとはいえ,そのような年に務めさせていただき,感謝しています。
 池田東小学校に赴任して,2度目の年の瀬を迎えることとなりました。いつも,皆様から温かいご支援やご協力をいただき学校運営を進められることに,心よりお礼申し上げます。これからも,工夫改革できることにつきましては,教職員が一丸となって取り組んでいきますので,今後とも,ご理解ご協力のほど,どうぞよろしくお願いします。
 六日の学習発表会には多数ご参加いただき,ありがとうございました。最初の挨拶でも話しましたが,本校では言語活動を大切にしています。先日,今年の流行語大賞の一つに「倍返し」が選ばれました。ドラマも空前の人気で,子どもたちもよく使っているようです。けれども,人と人との関係の上で,特にトラブルが起こった時,この言葉は慎重に扱わなければならないと思っています。流行語は時代を表すものとして取り上げられますが,子どもたちが言葉を単純にとらえることがないように,これからも言葉を大切にした指導をしていきたいと思います。
 さて,年の瀬になりました。私が小学生の頃は,年の瀬といえば,正月にお店が休みに入るため,買い出しの手伝いに行った(行かされた?)ことをよく覚えています。また,ご近所も含めて,よく掃除をしていた(させられていた?)ことを思い出します。母親から「掃除しぃ!」という声がかかると,まさに「じぇじぇじぇ!」という感じでした。そして,正月といえば,あちこちの公園や広場で凧が揚がっていました。電線に引っ掛かっている凧も目につきました。また親戚が来れば「お・も・て・な・し」の精神で出迎えました。
 最近は生活スタイルも変わり,風情もずい分と変わりました。お店は正月から開いているところがありますし,食料を買い込む必要もなくなりました。また,ご近所が一斉に掃除をされている光景も,あまり見かけなくなりましたし,凧揚げにいたっては,揚がっているのが珍しくなりました。といっても,なかなか揚げられるところもありませんが…。
 こういうことを言うと,「古き良き時代」とか「廃れた伝統文化」という方向に行きがちですが,時代とともに,いろいろなものが変化していくのは世の常です。ただ,せっかくの日本の良さにふれることができる節目であることも確かです。凧揚げが無理でも,例えば,ちょっとゲーム機を横に置いて,お子たちとカルタや百人一首をされるというのはどうでしょうか。ぜひご家族で,年末から年始へと,そうした雰囲気に浸っていただきたいと思います。それができるのは,もちろん「今でしょ!」
 最近は,年の瀬になると,「今年はこんな年だった。」というよりも,来年はどのようなことが待ち構えているのだろうか。来年のこの時期には健康で暮らせているのだろうかと思うようになりました。「向寒の砌」です。健康でお過ごしください。 
 それでは皆様,よいお年をお迎えください。