学校日記

ちょこっと通信8

公開日
2009/12/01
更新日
2009/12/01

校長室から

校長室から   〜ちょこっと通信 8〜
全国一斉学力調査 生活・学習習慣編
 前号で全国調査の生活点検や学習習慣と本校とを比べてみたいと思います。と予告いたしましたが,その主だったところについて,報告と私なりの分析を書かせていただきます。(すべて5・6年生への調査)
 前号でも時間を上手に使うには…ということで,携帯やインターネットの話を書かせていただきましたが
「ほぼ毎日携帯メールをする」と答えた子どもの割合が全国と比べて本校児童は10ポイントほど高率でした。また,京都市平均と比べると12ポイントほど高く,「時々する」を加えるとなんとほぼ全国の倍の時間を費やしていることが調査結果として出てきました。これはやはり考えていかねばなりません。しかし,その反面「携帯を使う約束をちゃんと守れている。」と答えた子どもは全国,また全市と比べて20ポイントも高いところから,携帯の危険性や陥りやすい落とし穴にはご家庭で注意を払っていただいていることも分かります。
 次に学習習慣についてみてみましょう。
 家で学習をする時間は本校は完全に2極化の様相を呈しています。「3時間以上勉強をしている」と答えた子どもは全国に比べて10ポイントも高く本校の20%が学習時間の長いことが分かる反面,逆に「30分以下」という子どもも15%以上おり,宿題が精一杯という面も見られます。一般的には学年×20分という目安が言われますが6年生になると2時間は家庭学習をしてほしいものです。もう一つ家庭学習については塾の時間も含むので「塾へ通っている状況」を見てみました。全国に比べて本校は−20ポイントという数字が出ています。京都市平均と比べても10ポイントほどのマイナスが実態です。しかし嬉しいことに「学校の授業は楽しいか?」という設問に対しては京都市及び全国と比べて15ポイントも高い結果が出ました。
 特に文章を書くことについては全般的に本校の子どもは高い数字を挙げました。
「国語の授業ではノートに確実にまとめをしているか?」という問いには京都市平均に比べて10ポイント高く,「長文を読むことが苦手か」と設問に対しては「苦手ではない」と答えた子どもが,これも京都市平均より10ポイント高い結果でした。また「1000字以上の文章を書くことが苦手か」という設問に対しても「苦手ではない」と答えた子どもが15ポイントも高い結果でした。しかし前号でも書いたとおり,長文読解の正答率は全市平均より劣っており,自分では「出来た!」と早合点する子どもが多いと思われます。その証明になるのが「国語のテストの時間は足りなかったか?」という設問に対しては「ちょうどよかった」あるいは「余った」と答えた子どもが半数以上いたという事実です。あわてんぼうが多いのが本校の特徴かもしれません。
 もう少しノートに関してです。「算数でわかったことをノートにまとめているか?」という設問に対しては「まとめている」という子どもが全国や全市に比べて15ポイントも高いのが特徴です。今年から学校ではノートにまとめることを各学年とも留意して取りくんでいます。ノートに綺麗に書くのではなく,わかった気付きや自分の思ったことを自分なりの図示をしてみる,あるいはプリントに書いてみる・・・という方法です。先日も6年生の授業研究会で算数の専門主事の先生から自分で何とかまとめようとしている姿は,今の教育にあっているというお褒めの言葉をいただきました。
 またもう一つ本校の子どもが素晴らしいと思ったことは「人が困っているときに助けようと思うか?」という問いに全国・全市に比べて15ポイントも高い子どもが「助けようと思う」と答え,なんと90%を超える子どもが人助けをしようと思っていることが分かりました。これはご家庭での教育も非常に大きいものだと思います。
 逆に前年度保護者の方にとったアンケート結果と少し違ったのが「朝食を一緒に食べていますか」という問いに対して半数以上の子が「一緒に食べていない」と答えています。一緒に食べるという子は全国の半数以下が気になりました。
 「早寝早起き朝ごはん」「ノーケイタイ・ノーゲーム」が子どもの心や頭の成長には欠かせないということも全国調査全体から証明されていることを付け加えておきます。