校長室から 夏休みに向けて
- 公開日
- 2013/07/23
- 更新日
- 2013/07/23
校長室から
校長室から 〜自立心をはぐくむ〜
連日猛暑が続いていますが,今年も子どもたちが楽しみにしている夏休みが近づいてき
ました。
先日参加した研修会で,講師の方の言葉が印象に残りました。「子どもの頭に期待をの
せるのではなく,その分,大人が輝くことが大切である」という言葉でした。
随分と年月も経ちましたが,私自身の子育てをふり返っても,我が子のできていることを探して「それでいいよ。」とどれだけ言えたことか疑わしいものです。むしろ期待するあまりに,「そうじゃない。」「それじゃない。」と言い続けてきたのではないだろうか,その分,私は輝くことができていたのだろうかと考えさせられました。
子どもたちは,いつか私たち大人の手を離れていきます。カギを握るのは,どのように「自立心」をはぐくんでいくのかということだと思っています。もちろん,これは学校だけで完結することではありません。地域・家庭・学校が連携して取り組んでいくことが大切だと考えています。
そういう意味で,この夏休みも,自立心をはぐくむ一つの方法として,家での手伝いや普段しないような仕事を続けてみてはどうでしょうか。どのようなことでもよいと思います。ぜひ達成感や人の役に立つ喜びを味わってほしいと思います。
私の住んでいる町内の地蔵尊でも,今年は,「町内スタンプラリー」と称して,小学生を対象に,異年齢の子どもたちがグループを形成して,独居老人のお宅などを訪ねて会話をする催しを企画しました。
リーダーは,下学年の子どもたちを気付かったり,町内に暮らしておられる人生の大先輩の方々と会話をしたりするのは緊張するかもしれませんが,こういう機会を通して,希薄になりがちな人間関係の中にあって,少しでも人の温もりを感じてほしいと願っています。
さて,最近,人の命や人権が大切にされていない事件が続いています。バイクや自転車
でのひったくりは相変わらず起こっていますし,とうとう,車ではねてカバンを奪うようなことも起きています。また,ついこの前まで,仲が良かった女子高校生二人が,今はやりの(もうはやりではないかもしれませんが…)LINE(ライン)で悪口を書かれたということで,相手を殺したとか…さらには,5年生の女の子が路上で殴られて重体になっているとか…本当に殺伐とした世の中になりました。長い休みです。ご家庭でも気を付けるようお声かけいただければと思います。
夏休み明けには,目を輝かせて夏の出来事を話してくれる子どもたちの姿を,今から楽しみにしています。