学校日記

ちょこっと通信5月

公開日
2011/04/28
更新日
2011/04/28

校長室から

校長室より  ちょこっと通信 5月
憲法月間に向けて     こんな朝会講話をしました
 今年もルールとマナーを題材に子どもたちに話をします。ねらいは規範意識の徹底。お互い守るべきことを守らないとそれによって傷つく人や,学習が進まない人,人権が侵害される人がいることに気付いてほしいという思いです。この話をもとに学級で「学校のきまり」や「食事のマナー」やあいさつの徹底などを話し合い ルールとマナー
 世の中にはいろいろな人たちが一緒に暮らしています。同じ顔の同じ考え方の人ばかりでは逆に困ってしまうこともあるでしょう。英語の先生のムバチューさん(本校に来られる英語活動の補助の先生)のように黒い人もいれば去年までのクリス先生のように白い人,校長先生のように黄色っぽい色の人もいればよく日に焼けた人もいます。
 顔の色だけではありません。同じ色をしているけれど,日本人もいるし,お隣の韓国朝鮮の国の人もいます。また中国の人も日本人とほとんど顔の色は同じですが言葉は全く違います。
 外国の人と比べなくても海のそばに住んでいる人もあれば山の中の家に住んでいる人もいます。歩いてすぐに学校に行ける人もあれば,バスに乗らなければ学校まで遠くて歩いて行けない人もいます。
 この前の大地震の津波で家が流されてしまったり,原子力発電所の事故で家に住めなくなったりしている人もいます。みなさんもテレビのニュースで見て知っていると思いますが,体育館で一緒に生活している人たちもまだ大勢います。走り回りたくても体育館が避難所として使われているので走り回ることもできません。食べ物も飲み物も少なくて,また買いに行けるお店も被害を受けて,品物や建物がない所もあります。学校も大きな被害を受けてまだ行けない友達だっているんです。
 避難所になっている体育館のトイレの数は少なくてなかなか順番が回ってきません。外のテントの中に作ったお風呂に1週間に1回だけしか入れない人もいます。一人分の場所が狭くて夜にゆっくり眠ることもできないと言っているお年寄りも多いです。そんなときに自分勝手なことをする人がいたらどうなるでしょう。きちんと並ばずに人の食べ物をとったり,お風呂を独り占めしたり…寒くて眠れないからと言ってわがままで多くの毛布をとってしまったり…
 やっぱり決められたことは守らなければなりませんね。これはスポーツでも同じです。自分がゴールしたいからといって,サッカーの時に手でシュートして得点しても面白くありません。このようにお互いが過ごしやすいように決められていることがルールです。赤信号ではわたってはいけないというのもルールですね。
 避難所の夜にトイレに行きたくなって寝ている人の横をドタバタと走って行っては寝ている人の迷惑になりますね。でも寝ている人がいる時は走ってはならない!とルールで決まっているわけではありません。一人ひとりが気をつけなければお互いが仲良く暮らせないし,過ごしやすくはなりません。このように気をつけ合うことをマナーと言います。電車でお年寄りが立っておられるのに自分が席を占領している時,かわることができる人はマナーの良い人ですね。
 何かおいしいものを食べる時にも食事のマナーがありますね。
 お互いが気持ちよく生きていくためにルールやマナーがありますがその第一歩はあいさつですね。朝起きたら「おはよう」。友だちに会っても「おはよう」。見守り隊や教職員の方に会ったら自分から「おはようございます」。自分のためにしてもらったら「ありがとう」。マナー違反のときには「すいません」。
こんな簡単なことからルールやマナーのことを考えてみませんか?
5月6日にこの話をする予定です。おうちでもどんな話になったか子どもに聞いてみてください。
ます。