校長室から 〜冬休み号〜 『年越し 2017→2018』
- 公開日
- 2017/12/27
- 更新日
- 2017/12/27
校長室から
早いもので,2017年も残すところ1週間と少し。皆様方にとって2017年はどんな年だったでしょうか。
明日から冬休みに入りますが,年末年始のこの時期,日本の伝統文化といえる行事や風習があります。そこに込められた願いを知らずに何気なくしていることであったり,最近はだんだんにやらなくなったりすることもあるかもしれません。そういえば,お正月のお店の休業に備えて,年末にその分の買い出しをすることもなくなってきましたし,おせち料理を家でつくるという家庭も以前より少なくなってきているようです。「年越し」「除夜の鐘」「初詣」など,古くからの風習や伝統が多くあるこの時期,子どもたちには,そんな日本の伝統文化,日本の良さについて,少しでも興味を持ってくれたらと思います。
いろいろある風習の中で,大晦日に食べる「年越しそば」があります。この大晦日に食べる「年越しそば」,なぜ大晦日に「おそば」を食べるのでしょう。
「年越しそば」には,もともと節分に食べるそばのことだったとか,「晦日そば」といって月末におそばを食べる風習があった中で「大晦日」だけが残ったなど,その由来にはいろいろな説があるようです。
では,なぜ「おそば」なのかというと(地域によってはうどんというところもあるようですが),『そばは細く長くなるので,細く長く生きようと,「延命長寿」を願って食べられるようになった』,『江戸時代の金細工職人が,仕事納めの時にそば粉を使った団子で,飛び散った金粉を拾い集めていたことから,「金が集まる,金が貯まる」という縁起物として食べられるようになった』,『おそばは,比較的切れやすいことから,一年の苦労や災厄を切り捨てたいと願って食べられるようになった』,など,いろいろな理由が言われています。このように,昔から伝わる行事や風習には,人々の願いが込められています。
いよいよ明日から冬休み。普段よりはゆとりのある時間の中で,子どもたちには「日本の良さ」にふれる機会をもってくれればと思います。これから,冬本番に向かっていきます。ひょっとしたらホワイトクリスマスなんてこともあるかもしれません。風邪などひかないように,健康に気を付けて,年末年始をお過ごしください。
それでは,よい年をお迎えください。2018年もよろしくお願いします。