「できるかな じょうずなことわりかた」〜アサーション トレーニング〜
- 公開日
- 2011/10/04
- 更新日
- 2011/10/04
校長室から
10月のクラスルームソーシャルスキルのテーマです。
アサーショントレーニングでは,コミュニケーションを「アグレッシブ(攻撃的)」,「ノンアサーティブ(非主張的)」,「アサーティブ」の3つのタイプに分けて考えます。
アグレッシブなコミュニケーションとは,自己中心的で相手のことを考えないやり方です。自分の気持ちは率直に表現しますが,相手の気持ちは考慮しないので,相手に不快な思いを与えがちです。
ノンアサーティブな方法とは,自分の思いや願いを抑え,相手に合わせる事を優先させるやり方です。例えば,いやなことを頼まれても,はっきりと断れずについつい引き受けてしまうことなどもノンアサーティブな態度です。このような態度は,ともすればいい人のように捉えられがちですが,自分の気持ちを抑え,相手にただ合わせるだけという態度は,誰に対しても正直に向かい合うということを遠ざけている態度で,知らず知らずのうちに自分の内側にストレスや不満が積み重なったり,また,自己肯定感の低下をもらたします。
アサーティブな方法とは,自分の気持ちや考えを正直に率直に相手に伝えるけれど,相手の思いも配慮し,その場にふさわしい方法で表現する,双方を大切にした態度です。
これからの社会を生きる子どもたちには,アグレッシブでも,ノンアサーティブでもない,『アサーティブ』なスタイルでコミュニケーションがとれる力を育んでいきたいと考えています。
とりわけ,「ことわる」ということは難しいことです。
率直に「NO」と伝えることを避け,曖昧にぼかした言い方をしたり,はっきりした返答を先送りにすることが,かえって後に混乱を生じさせこともありがちです。
いやなことに誘われたとき,いやなことを頼まれたとき・・・・
自分の気持ちに正直に,相手に「行かない」・「しない」・「できない」と相手に自分の思いを上手に伝え断ることができる力を育てることが今月のねらいです。