メタ認知
- 公開日
- 2011/09/14
- 更新日
- 2011/09/15
校長室から
前回作成した「スリッパをそろえよう」のページで記した
『「自分は,きちんとマナーを守れる人だという,自分に意味のあること(価値)に気づき,自分なりの価値観を獲得して以前より高まった自分を自覚する。」
そんな『メタ認知』できる力も育てていきたいと思っています。』
の続編です。
メタ認知についてもう少し続けたいと思います。
メタ認知とは,人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。それをおこなう能力をメタ認知能力という。
(ウィキペディア)
メタとは,「高次の」・「何かを越えて、何かと付随して、何かのあとに」を意味する接頭語です。
言い換えると,自分自身の特性,行動や考え方,知識量などを,もう一人の自分が,別の次元から俯瞰的に眺めて客観的に認識することです。
自分の理解していること,自分のできること,経過の中で自分の今現在の心の動き等の視点から,もう一人の自分が自らを見つめ,自分の行動を客観視できる力を育てることは,とても大切なことだと考えています。
そして,できないことや困難なことに対して,自分なりによりよい手立てや解決にむけての筋道を見出し,努力をしようとすることができれば素晴らしいと考えます。
もう一人の自分が自分を見つめているということを常に意識し,自分自身をコントロールし,より高い自分を求めよりよい方向へと歩みを進めようとすることは,他者とも豊かな人間性を築くことにつながると考えます。
「継続は力」をスローガンに,自主性,自律心,精神力の強さを育むことを願って,今年も取り組んだ「なつやすみ まいにち つづけること」
夏休み明けに,振り返りのカードを書いてもらいました。(写真)
1年生から6年生まで,振り返りの中で,みんな真剣に自分を見つめてくれました。
見事に続けられた人がたくさんいました。その人たちは,成就感,達成感を味わうと共に,自分の中にやり通す心の強さの存在を実感することで,自分に自信を持つことができました。また,加えて,もっと!とさらに高いめあてを掲げ挑戦しようとしている人もいます。
また,残念ながら,続けることが難しかった人も,「かなしい」「くやしい」と,自らの思いを記しつつ,「次こそ!」と決意を新たにしています。また,次はこうすれば続けられるというように,成功への自分なりの方策を考えている人が多かったのも嬉しい振り返りです。
全校児童約600名の振り返りカードを読み,一人一人の言葉から,メタ認知能力の育ちが感じられた取組でした。
「自律・自立し 明日を拓く力の育成」という本校教育目標を基に,自らよりよく生きていこうとする力の伸長を求め,メタ認知能力を育てる意図的な取組や声掛け等を重ねていきたいと思っています。