学校日記

ありがとう (夏休み14日目)

公開日
2019/08/06
更新日
2019/08/06

教頭のひとり言

 キャンプに参加して思ったことをもう一つ…自然に「ありがとう」言える人になってほしいなと。

 キャンプの最中,子どもたちは基本的に自分のことは自分でやります。でも,誰かの手助けを借りる場面がいくつかあります。晩御飯にグループごとにカレーを作りました。班のみんなで協力してご飯を炊き,野菜を切り,カレーを作ります。それだけでは足りないかと,大人が別の場所でウインナーやお肉,トウモロコシなどを焼いて子どもたちに配ります。また,食べ終わった食器は自分たちで洗うのですが,カレーの脂分を先におがくずを使ってきれいにします。その作業も大人が一つ一つ,子どもたちからお皿を受け取り,きれいにして子どもたちに返します。

 さて,食材をもらった時,お皿をきれいにしてもらった時,自然に「ありがとう」と言葉が出たでしょうか。残念ながら全員がそうだったとは言えませんでした。

 「最近の若いもんは…」と,思ったわけではないのです。子どもたちが自然に「ありがとう」と言えるような大人の声かけが大事なのだと思いました。何も言わずに食材やお皿を子どもたちに渡した場合と,一言「どーぞ」と言って渡した場合で,子どもたちの反応は違うはずです。だから,「ありがとう」だけを求めるのではなく,「どーぞ」「ありがとう」の言葉のやり取りが大切なのだと思いました。

 「ありがとう」っていい言葉です。「すみません」より「ありがとうございます」の方が言われて気持ちがよいです。

 昔,どこかで読んだのですが,二つの瓶に入った水の一方に「ありがとう」など愛情や感謝を表す声をかけ続け,もう一方には「ばかやろう」などの暴力的な言葉をかけ続けると,「ありがとう」の水は綺麗な結晶ができ,「ばかやろう」の水は崩れた結晶が出来上がる。とか,ご飯にも「ありがとう」と声をかけ続けたご飯は,麹のように発酵するが,「ばかやろう」と声をかけ続けたご飯は真っ黒に腐ってしまう。といったことがあるようです。科学的な根拠はまったくもってないようですが,言霊?ってあるのかもしれません。

 だから子どもたちの口からは,なるべく「愛情や感謝」の言葉が出るように,周りの大人も子どもたちに対して「愛情や感謝」の言葉をかけられるように意識したいと思います。