学校日記

明日へ

公開日
2026/03/11
更新日
2026/03/11

教頭の徒然なるままに

 東日本大震災発生時刻に合わせて、子どもたちと一緒に黙祷を捧げました。放送を入れていたため、子どもたちの様子を残念ながら見ることはできませんでしたが、通りかかった地域の方、見守り活動に参加していただいた少年補導委員会の皆さんも一緒に参加いただきました。

 あれから15年…。目の前の子どもたちが生まれる前の出来事。子どもたちにとっては、実感が伴わない部分もあるのかもしれません。が、毎年、今日という日に考えることができるなら、少しずつ理解してくれるのではないかとも思っています。

 一瞬にして激変した日常がもたらすもの、それは物理的な面のみならず、精神的なひずみや辛さは言葉に表すことはできないでしょう。今こうして「日常」を日常として過ごしていることこそが「尊いものである」と、感じなきゃいけないのに、本当に人は勝手なもので、その大切なことをすぐに忘れてしまいがちです。失ってから気がついても、遅いのに…。

 私たちが生きる今日という日が、誰かが昨日「生きたい」と願った今日なんだ、そう思う時、目の前から聞こえてくる子どもの声が、愛おしくてたまらなくなるのは私だけなのかな…?災害で失われた命のご冥福を祈ると共に、私たちができる「生きる」ことの証を示すこと。今日は、ひとり心を込めて「おやすみ」って言ってみようと決意したのはここだけの話…。明日になれば、昨日になる今日を生きた証として。