学校日記

夜の教室って…

公開日
2025/11/14
更新日
2025/11/14

教頭の徒然なるままに

 放課後になると、昼間の子どもたちの元気な声が無くなり、どこを歩いていてもひっそりとしてしまいます。一人寂しくひんやりした廊下をトボトボ歩くのが私の日常なのですが、時折教室の灯が見えることがあります。真っ暗な海原の遠くに灯る灯台のような光…。

 覗いてみるとほとんどの場合、授業の準備をしている担任の先生の姿が見られます。次の授業をどうやって行こうか…。時に何人かの先生で、時に一人で…。悩みながら、試行錯誤しながら子どもたちの「わかった!」を引き出すために、努力を重ねてくれている姿は、本当にうれしい限り。
 次の日、「あれ、うまくいった?」と尋ねてみると、良い反応の日もあれば、少ししょんぼりする日もあったり…。毎日の授業は、いろいろな変化に富んでいて、思ったようにいかないことの方が多い…。でも、それこそが子どもたちの学びであって、私たちの学びでもあるんです。そう考えると、やっぱりより良い授業づくりをしていくことの難しさと楽しさがそこにあるんです。
 教室で見かけた先生の姿は、子どもたちを照らしてくれる、灯台の光のように感じるんです。ほんのり照らし出された教室前の廊下で、こっそりのぞきながら子どもたちよりも先に力をもらったのは私だったのはここだけの話…。そうとう怪しい感じで覗いていたんだろうなと思っているのもここだけの話…。