雨のちハレルヤ(9)
- 公開日
- 2017/02/01
- 更新日
- 2017/02/01
校長室から
1月24日から27日まで,5年生が福井県大野市六呂師にある福井県立奥越高原青少年自然の家に,3泊4日の「長期宿泊学習」に行ってきました。ここでの学習は,雪国での体験活動を通して,自然から学ぶ態度の育成と寝食を共にする集団生活から責任感と社会性を育むことをねらいとしています。
現地に到着し,2メートル近く降り積もった雪を目の当たりにした子ども達は,大喜びでした。そして,周囲の山々を見渡すとあたかも水墨画のような景色に,思わず「きれい!」という声があちこちで聞かれました。これだけでも,はるばる来た甲斐があったと思いました。
学校教育での宿泊学習は,集団である学年・学級というチームワーク力向上を目指すものであり,そのためには一人一人の個が,「自分のことは自分でする」という責任を果たすことが重要です。今回の5年生には,いよいよ学校のリーダーである6年生に向けて,集団として個としての高い自覚と意識が求められます。5年生は,自然の家でのルールのある生活や慣れないスキー等の体験を通して,絶えず先生と仲間からの注意・励ましを受ける中,見事にそのスキルや態度を向上させ,確かな自信を身に付け,一回り成長した姿を見せてくれました。
それは,どうして可能となったのでしょうか。その要因を考えてみると,そこには子どもたちの「素直な心」が育てられていたからだと思いました。何事も「素直な心」こそが,人の成長を促すベースになっていることを感じました。その「素直な心」は,小さい時から(きっと胎児の時から)様々な人の愛情が育てたものであることに間違いないと思います。
将来を生きる子ども達にとって何が大切で何が必要なのかをしっかりと意識して,保護者・地域・教職員が優しさと厳しさのある愛情を持って,まず何より「素直な心」を育てていきたいと願っています。