学校日記

雨のちハレルヤ(7)

公開日
2016/12/02
更新日
2016/12/02

校長室から

 11月15日に第31回京都市小学校「大文字駅伝」大会伏見中支部予選会が,伏見北堀公園でありました。本校からは3チームがエントリーし,ベストを尽くしましたが,結果4位に終わり,本選出場を果たすことは出来ませんでした。4位の賞状を受け取った選手の皆さんからは,当然のことながら心からの笑顔はなく,そのことから選手の皆さんの悔しい気持ちがひしひしと伝わってきました。
 人が生きる上で,勝ち続けることは不可能に近く,良いことばかりが続くこともありません。勝ったり負けたり,良かったり悪かったりの繰り返しが人間にとって自然なことだと思います。大事なことは,その結果から「何」を学んだか,その結果から「何」をどのように改善し,「何」に活かしていくかが問われていると思います。その「何」というのは,一人一人に共通するものであり,違っているものであると思います。
 中国の古い本の中に,「塞翁(さいおう)が馬」という言葉があります。それは,「未来は予測できないもの。幸せやわざわいというものは,予想ができないもの。」という意味ですが,「幸せだと思っていたものが不幸の原因になったり,わざわいの種だと思っていたものが幸運を呼び込んだりすることがある。」という意味もふくんでいます。「塞翁(さいおう)が馬」というむずかしい言葉は,「ピンチは,チャンス」というように分かりやすい言葉に言い換えることができます。
 私は,何かに失敗して落ち込んでくよくよした時,いつもこの「塞翁(さいおう)が馬」という言葉を思い出します。そして,自分自身を振り返り,又前向きにチャレンジしていこうと考えるのです。夕方近くの運動場に目をやれば,真剣な表情でランニングする6年生達の姿とその姿を観ながら必死に走る5年生達の姿があり,思わず微笑んでしまいました。