学校日記

雨のちハレルヤ(5)

公開日
2016/09/29
更新日
2016/09/29

校長室から

 北校舎にしっかりと備え付けられている新しい得点ボードを真剣に見上げる顔。四ケタの得点が一つ一つ入るたびに大きな歓声があがります。そして,「優勝は,青組!」というアナウンスと共に,小躍りしながら「やったあ!」という歓声が,青組から一斉に上がりました。そして,直ぐに運動場全体を包みこむように温かい大きな拍手が巻き起こりました。
 まだまだ厳しい秋の西日が差す中,多くの子ども達の表情から,今日一日精一杯全力でやり遂げた満足感を感じとることができました。そして,子ども達を取り囲むように,笑顔で拍手を送る保護者・地域の方々,教職員の姿がありました。
 「みんなで協力 心はひとつ 100%で 走りぬけ」という運動会実行委員会が中心となって作成した素晴らしいスローガン。プログラムにある全ての演技・競技は,実に見応えのあるものばかりで,あっという間に時間が過ぎていきました。素晴らしい演技・競技ばかりに目が奪われますが,見逃してならないのは運動会全体を支える各係りの子どもたちの働きでした。本校が目指す「子どもが主役の運動会」の実現には,こうした「協働」の活動こそが大切だと考えています。
 そして,何よりも嬉しかったことは,白熱した競技の後に,敗れた組から相手に対して自然と拍手している子どもたちがたくさんいたことでした。勝負にこだわることで,運動会は盛り上がります。しかし,決着がついた後の態度が,競技の後味を左右します。勝者と敗者が,お互いを称えあう姿に感動しました。
 前日の全校練習では,「まだまだ80%の力しか出していない人がいる。自分一人くらい手をぬいてもたいしたことはないと思っている人がいます。」と話しました。ところが,当日の閉会式で「100%の力を出せたと思う人は?」と尋ねると,ほとんどの子どもたちが手を挙げてくれました。こうした個々の達成感と自信を集結し積み重ねていくことが,学級全体,学校全体を生き生きと活気溢れた集団へと導いていくと考えています。
 最後になりましたが,ご多用の中,運動会を参観していただいた保護者やご家族の方,地域の方々に感謝申し上げます。又,当日,自転車整理や受付,写真撮影等でご支援いただいたPTA,おやじの会の皆様方に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。