学校日記

雨のちハレルヤ(3)

公開日
2016/06/29
更新日
2016/06/29

校長室から

 6月25日の土曜参観日には,多くのご家族・地域の方々にお越しいただき,子ども達の生き生きと学習する姿を観て頂きました。そして,本校教育についての説明会におきましても,200人以上の方々が,熱心に私の拙い話に耳を傾けて頂きましたことに,心より感謝申し上げます。説明会では十分に意を尽くせなかったことをお詫び申し上げると同時に,皆様方の学校に対する熱い期待に応えるべき責任を強く感じました。
 さて,先日5年生が,「スチューデントシティー体験学習」に参加しました。「スチューデントシティー」とは,区役所と12の企業から成る街のことで,実際子どもたちはこの街で,自分が選んだ仕事を通して,営業活動と消費活動を同時体験します。それは「大人」としての「責任感」と「社会の仕組み」について学ぶ大切な学習の場なのです。
 5年生の子ども達は,最初は戸惑い緊張しながらも徐々に仕事に慣れ,次第に自分たちで工夫し努力する姿を見せ始めました。意見発表では,堂々と自分の言葉で語る姿がありました。
 「スチューデントシティー」では,学校の先生は一切指導することはせず(目で合図することも駄目),各企業や役所の方の指導に委ねます。その方々は,子ども達の仕事ぶりをしっかりと観察し,具体的に問題点を指摘し,改善策を子どもたちに考えさせておられました。そして,最後は必ずその成果を褒めていました。褒められた子ども達は,本当に嬉しそうな表情と自信を見せていました。
 私は,ある先人の「やってみせ,言って聞かせて,させてみせ,ほめてやらねば人は動かじ」「話し合い,耳を傾け,承認し,任せてやらねば人は育たず」という言葉を思い出しました。
 そして,最後にたった一つだけ赤字だった企業の方から,「赤字という結果から子ども達が実際の生活の場で,そのことを活かしてもらえたら幸いです。」という言葉を頂きました。改めて,「褒めること」「叱ること」の大切と難しさを学んだ「スチューデントシティー体験学習」でした。最後になりましたが,ボランティアとして参加して頂いた保護者の皆様方には,感謝申し上げます。