雨のちハレルヤ(9)
- 公開日
- 2016/02/07
- 更新日
- 2016/02/07
校長室から
今年は暖冬と思いきや,「大寒」の頃から急に冷え込むようになり,遅ればせながら冬将軍の到来となりました。「大寒」という暦通りの展開に,改めて先人達の知恵に驚く次第です。
さて,先日のことです。校区の近くに不審者がいるという情報が警察から入り,急きょ集団下校をすることになりました。まずは,学級ごとに運動場に集合し,その後,町別ごと学童ごとに分かれて整列し、下校しました。その集合している時。子ども達は、とても静かに慌てることなく整列し、話し声はほとんどありませんでした。先生方の指示や行動も、とても静かで冷静でした。人数確認等に少し時間はかかったものの、落ち着いて行動する子ども達の姿に感心しました。それもそのはずです。その件があった3日前に地震と火事を想定した「避難訓練」を実施し、その時から子ども達は、素晴らしい行動ができていたからです。やはり、今まで繰り返された「訓練」という準備が、大事な時に活かされたと実感しました。
集団下校した翌日も同じように、集団下校をするために、全員が運動場に集合しました。ところが、その日は、下駄箱で靴を履きかえている時から、子ども達の話し声が聞こえていました。運動場に整列する時も、だらだらと話しながら歩く姿が目立ち、中には整列後も遊んでいる子が何人かいました。明らかに、昨日の緊張感がなくなり、集団下校が遊び半分の気持ちになっていることは直ぐに伝わってきました。
そのことは、仕方のないこととは言え、やはり残念なことでした。先生たちにも、緊張感が少しなかったのかも知れません。日常生活に変な緊張感は、必要ありません。しかし、人間生活にはいつ何が起こるか分からないという意識といつも周囲の様子を感じ取り、自ら考えて行動できる力を身につける必要があると思います。これからも子ども達を取り巻く環境が、安心安全であるように学校・保護者・地域が連携し、協力できますようにお願いします。