学校日記

雨のちハレルヤ(5)

公開日
2015/10/01
更新日
2015/10/01

校長室から

「優勝は,青組!」というアナウンスに,「やったあ!」という歓声が,運動場全体に響き渡りました。爽やかな秋空の下,どの子の顔にも今日一日を精一杯やり遂げた満足感あふれた表情がありました。そして,その顔を眺めながら,大きな拍手を送る保護者・地域・教職員の姿がありました。
 「最後まであきらめない信じたなかまと輝こう」という運動会実行委員会が中心となって作成した素晴らしいスローガン。今年の運動会は,今までの4色対抗から3色対抗に変更しました。それは,1組・白色,2組・赤色,3組・青色とし,クラス単位で色を設定し,クラスの仲間としての団結力を高めることをねらいとしました。(1年生は,4クラスのためクラス内で3つに分けました)その甲斐あって,各色の応援のまとまりと熱気は,見ている者全ての心に,「感心」と「感動」をもたらしました。
 そして,プログラム最後の6年生の団体演技・組体操『HEROES 〜FNM91〜』の演技の素晴らしさ。演技が終了した後,演技を見守っていた応援席全員とタッチをして退場していく6年生達の晴れ晴れとした姿に,学校全体が温かい一体感に包まれました。
 実は6年生の組体操は,最後の五段タワー完成に苦労していました。私も心配して,練習の様子を見に行きました。五段目まで座ったままの状態となり,いよいよ順番に立ち上がり,五段目の子が立ち上がろうとした時。「大丈夫か。」「無理するなよ。」「落ち着け。」「無理なら,降りろ。」こんなささやきが聞こえてきたのです。子どもたち同士で,判断し合っているのです。そして,何と五段目の子が立たずに降りたのです。何でも向かっていくことだけが大切ではなく,状況によって退く「勇気」の大切さを学んでいるようでした。
 昨今は,組体操のリスクが伝えられています。確かに準備不足であったり子どもの限界を超えた高度な技であったりすることに対しては,見直しや点検が必要だと思います。しかし,しっかりとした準備と支援体制を整え,何より子どもたちの判断とチームワークを育てていけば,組体操から学ぶものは大きいと思います。
 最後になりましたが,ご多用の中,運動会を参観していただいた保護者やご家族の方,地域の方々に感謝申し上げます。又,当日,自転車整理や受付,写真撮影等でご支援いただいたPTA,おやじの会の皆様方に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。