学校日記

通級指導教室より

公開日
2014/10/29
更新日
2014/10/29

学校の様子

コミュニケーション能力を育てるために
 土曜日の学芸会に向けてどの教室からも練習に励む声や音楽が聞こえてきます。子ども達は本番に向けて一生懸命自分の役割を果たそうとがんばっています。そろそろ仕上げに入り、緊張の中にも少し余裕が出てきたのか、ふと練習を楽しんでいる表情さえ見られるようになり何だかこちらまでわくわくしてきます。このような自分を表現する経験を積み重ねていくことが子ども達のコミュニケーション能力の土台を育てることにつながっていると思います。 本番で全力が発揮できますように・・・
 通級指導教室ではコミュニケーション能力を育てることをとても大切にしています。将来自立して生きていく上で一番大事なことと考えるからです。通級指導では人とのやりとりをするためにまず「きく」ことを習慣づけることから始めます。授業では先生の話を、遊びの時では友達の話を最後まで「きく」ことが日常的にできればとても楽に生活できることを見通して進めています。音声として聞くだけではなく、内容を聞き入れることができるようになれば、自然と相手の顔を見て聞こうとしたり、思いを尋ねられた時答えようとしたりする姿勢ができてきます。初め自信さなそうにうつむきがちに話をしていた児童の顔がだんだん上がってきて私の顔を見るようになるのはとてもうれしいことです。話を聞いていないからわからない・・・だから自信が持てない・・・集団で気おくれしてしまう・・・人より行動が遅れがち・・・という困りを抱えている子ども達は少なくないと感じています。
 通級指導教室では発達段階に応じて言葉の「聞きとりトレーニング」を取り入れています。また、短い話をして大事なことだけをメモに書き、後のクイズに答えるというトレーニング「メモメモ名人」という聞く練習をしています。聞きながら書くという作業は難しいのですが、話の大切なポイントを絞る練習をしています。