LD等通級指導教室
- 公開日
- 2013/08/05
- 更新日
- 2013/08/01
学校の様子
8月に入りました。夏休みの計画もどんどん進んでいることと思います。「見通しを持って進める」という習慣は子どものうちから周りの大人がいっしょに寄りそって身につけてあげたい大事なことの一つですね。
最近通級指導教室では、よく話題になっている「学習障害(LD)」についてのご質問を受けることが多くなってきました。
一般に「学習障害」とは、学習の6つの領域「読む」「書く」「聞く」「話す」「計算する」「推論する」のうち、特にある領域に困難を感じている状態のことを言います。中でも読み書きに困りを感じている状態を「読み書き障害」といい、世界的に有名な方々がカミングアウトされて話題になっていることがありますね。
「読み」の困りとして
・一字ずつ読むのでたどり読みになったり、時間がかかったりする。
・文字や言葉を読みとばす。行をとばす。同じ行にもどってしまう。
・意味がわからないまま音読する。
「書き」の困りとして
・文字を思い出せない。思い出すのに時間がかかる。
・文字の形がとれない。
・マス目に文字が入りにくい・
などの状態が現れてきます。
手立ての一つとして、通級では、
・漢字を「形」「読み」「意味」の3要素を関連付けて覚える。
・漢字をパーツに分解して覚える。などのやり方を変えたり、
・テストのとき、問題文を読み上げる。
・読み物教材の字を拡大したり、ことばのまとまりごとにスラッシュ をいれる。
という支援もしています。決して努力が足りないのではないということを本人も周りの人達も理解しておく必要があります。
困っている子どもの「理解者を増やす」ということが、支援の第一歩だと考えています。