学校日記

学校だより10月号

公開日
2012/09/29
更新日
2012/09/28

校長室から

 子ども達が頑張る姿は大人を感動させます!        校長 市場 多紀代

 朝夕めっきり涼しくなり, 爽やかな過ごしやすい日が続きます。先日は,運動会にたくさんお越しいただきありがとうございました。どの色の組も,どの学年も,どの子も全力で一生懸命競技や演技をしました。その姿に感動したのは,私だけではないと思います。保護者の方は日ごろ見られない子どもの姿を見ていただいたのではないでしょうか。子どもの頑張りに拍手を送りたいです。この頑張りを次の自分に繋げ仲間とともに作り上げた喜びや仲間を信じて協力した思いを忘れないでほしいと思います。勝っても負けても自分のもてる力を出し切った経験が大事,みんなで悔しい思いやうれしい思いをしたことが大事,自分の努力の成果を経験したことが大事,まさに行事が子ども達を成長させるということです。しかし,その後ろには家庭と教職員と学校の信頼関係があったからこそとも思っています。毎日のようにいる体操服の洗濯,ハチマキの始末,当日のお弁当・お茶の用意など本当に支えてくださってありがとうございました。保護者の方や学校はずーっと子ども達の応援団でいたいものです。
◆もうすぐ前期が終了します。前期を自分の目標から振り返ってみましょう。
 4月から新しい学年が始まり,10月5日で前期が終了します。6ヶ月間長かったでしょうか,短かったでしょうか。新しいこと(生活・学習・友達関係など)に慣れるのは不安や嬉しさがあり,またもめることもあります。子どもは未発達ですのでそういったことを経験し,それを生かしながら学校生活を送ると友達との接し方やトラブルの解決方法を学び社会性が身についていきます。社会性が身につくと集団生活がスムーズにできるようになり,学校が楽しくなります。また,前期に自分の目標と照らし合わせて,学校生活を振り返ってみると後期に向けての見通しが持て有意義な学校生活が送れるようにもなります。自分自身を振り返れる子は,客観的に自分を見ることができ,将来自立していく上でとても大切です。お子さんと一緒に通知票などを参考にしていただき,頑張ったこと楽しかったことなどを振り返り,認め・褒め・励まして後期に繋がるよう成長したことを話し合ってください。保護者の方の認めていただく話し合いによって子ども達は,スムーズに後期がスタートでき,またそれが頑張る力の源となり頑張れるのです。保護者の方々と学校とで子どもの成長が喜びあえるよう教育活動へのご理解,ご協力,ご支援をよろしくお願いします。
◆子どもを育てるということは・・・・・
 先日何気なく,テレビを見ていましたら教育討論会のようなものをしていて,大阪の高校の校長先生(民間から採用された方)が「子どもを育てるのは保護者です。担任と学校と保護者が同じ方向で子どもを育てることが大切です。」と言っているのを聞きました。また,新聞の夕刊でも子育ての記事を目にしました。それは東京学芸大学の大河原さんという教授が書いておられる記事でした。いつの時代も子どもを育てることは大変です。成人させるまでにたくさんの数えきれない苦労があります。だからこそ,そういった話題が取り上げられるのでしょう。その記事の内容を少し紹介します。「心配のない良い子は学校でどんなに頑張っているとしても,嫌なことがあれば家でぐずぐずしてちゃんと自分の気持ちを吐き出せる。一方,将来心配な良い子は過剰に感情を抑制しているので大人を困らせることはないが体の中に目に見えない痛みを抱えてしまう。もちろん,子どもが育つためには年齢に応じたしつけの枠組みが必要です。この枠組みに泣きわめいて子どもは抵抗する。それに大人が持ちこたえられるかが問われている。どんなに泣かれようが譲らない優しい強さの中で,子どもが自分の気持ちと折り合うのを待つ。するとそこから自立の力が育つ。子どもが怒りや悲しみの感情を持つのは自然なこと,正当な居場所を与えることで自分の気持ちをコントロールできるようになっていく。他者に受け止めてもらうことで感情統制の力が育っていく。抑えるよりも抱きしめて。」という内容が書かれていました。本当に子育ては大変です。でも子どもは私たちの夢であり,希望でもあります。少なくとも私にとってはそうです。昨今の社会を賑わす子育て論ですが考えさせられました。みなさんはいかがでしょう。
   いつもえがおで    その5             
「英知をもつ子」というめざすべき姿について, 英知とは,日頃耳慣れない言葉ですが「優れた知恵」という意味です。自分がピンチに陥った時この知恵を働かせることがとても大切です。日頃の学習がどんな場面でも応用できること。これがまさしく優れた知恵であり,英知です。難解な局面に遭遇したとき,知恵と力と勇気で乗り切れることが英知をもつということです。そんな子どもに育ってほしいと願っています。                   いつもえがおで学校生活が送れますように!