12月学校だより
- 公開日
- 2011/12/01
- 更新日
- 2011/12/01
校長室から
師走を迎え,気象情報でも北の地方には雪マークが頻繁に見られるような季節となりました。この京都でも,いよいよ紅葉から落葉の季節を迎えようとしています。
一昨年度は,新型インフルエンザが猛威をふるい,昨年度はノロウイルスによる感染拡大が見られたのもこの時期です。
これからの季節,こうした感染症の予防のためにも定期的な「換気」や「手洗い」「うがい」の励行を心がけたいものです。
◎12月10日は「世界人権デー」です
国際連合は,昭和23年(1948年)世界人権宣言を12月10日に採択し,
今年で63年を迎えております。30条からなるこの宣言では,「人間は生まれながらにしてその尊厳と権利において自由であり平等である」と述べ,こうした社会を実現する大切さを世界に訴えています。
この間,学術・科学・医療など様々な分野の進展に伴い,人々が生活するに当たっては大変便利な社会に急激に変化しておりますが,一方で,人と人との関係が希薄になり,子どもへの虐待やネットを使った犯罪など,人の安心安全を脅かし,命をあまりに軽々しくしか捉えていないと危惧するような問題があります。
こうした状況の下で,私たちは,今後においても,誰もが生まれてきた喜びを実感し合える社会の実現に向けて一層の努力をしていかなければなりません。
本校でも,児童会で考えた「やさしい気持ち キラキラ輝くみんなの笑顔」のスローガンの下で「人権集会」や「藤小タイム」等,様々な活動をしています。
また,「同和問題」を基軸とした懇談会の開催やPTAと共催で人権標語づくりやしおりの作成・街頭啓発等学校全体の取組を通して子どもたちの人権感覚を豊かにしていこうと考えております。
この機会に,自分のことや周りの人のこと,社会の出来事についても「人権」という視点で振り返る機会にしたいと思います。
◎「当たり前のことが当たり前にできる子ども」に!!
日常,近所では顔見知りの人に出会った時,学校では来校者や教職員・友だちに「自分から挨拶ができる」,使ったトイレの「スリッパを揃える」,「約束の時間を守る」,「掃除の時間は掃除をがんばる」,「人の話がしっかり聞ける」…など,挙げればきりがありませんが,やがては大人として社会の中で自立して生活していく子ども達につけていかねばならない大事な力です。
こうした力は,大人になれば自然に身に付くものではなく,子育ての中で,大人が意識をして子どもたちに指導していかねばなりません。
小学校では,発達段階の問題もありますが,常に将来社会で通用するための力を意識して日常の指導に当たっております。
日常から,子どもへの関わりで迷った時には,将来にプラスとなって生きて働く力となっていくかどうかの観点も判断基準に持っておくことも大切です。
「当たり前のことを当たり前にできる」そんな力を子どもたちには付けていきたいものです。
校長 杉本和彦