学校日記

実りの秋

公開日
2009/08/27
更新日
2009/08/27

四季を愛でる

 給食室横の花壇に,「いちじく」が実りました。漢字では「無花果」
と書き表します。「無花果」は,花を咲かせずに実をつけるように見える
ことから付けられた漢語で,これに熟字訓で「いちじく」という読みを付け
ました。しかし,実際には外から見えないだけで花嚢の内部に小さな花を
つけます。果実は熟すと濃い紫色になります。ちょうど今食べ頃になっている
実があります。果肉の部分を食しているのかと思っていましたが,実は
果肉ではなく花托(かたく)と言われる部分を食べているそうです。
 別名,蓬莱柿(ほうらいし),南蛮柿(なんばんがき),唐柿(とうがき)
などとも言われます。原産地はアラビア南部で、紀元前3000年頃には栽培され
ていたというから驚きです。日本には、1630年長崎に渡来し,不老長寿の果物
とされています。


 もう一つは「リンゴ」 リンゴの種類は多く,現在7500以上の品種が栽培
されているそうです。くだものとしてももっともポピュラーですね。
原産地はカザフスタン南部,キルギスタン,タジキスタン,中国の新疆ウイグル
自治区など中央アジアの山岳地帯,カフカスから西アジアにかけての寒冷地
だといわれています。現在,日本で栽培されているものは,明治時代以降に
導入されたものです。病害抵抗性,食味,収量などの点から品種改良が加え
られ,亜寒帯,亜熱帯及び温帯で栽培可能になりましたが,暑さに弱いため
熱帯での栽培は難しいそうです。
 この暑い夏に,身近な場所でこんなに大きな実をつけた「リンゴ」に感動
しました。昨年は,赤く色づいたと思った途端,鳥についばまれてしまいま
した。今年は鳥よりも早く,賞味したいですね。