卒業式にご臨席いただきありがとうございました。
- 公開日
- 2019/03/21
- 更新日
- 2019/03/21
学校のようす
式 辞
校庭の桜のつぼみも大きくふくらみ、春の訪れを告げています。今日のよき日に、多数のご来賓、並びに保護者の皆様のご臨席のもと、「平成三十年度第六十一回卒業証書授与式」を迎えることができますこと、心よりお礼申し上げます。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今、皆さんの手に卒業証書を渡すことができ、大変嬉しく思います。記念すべき創立六十周年の卒業生として立派で凛とした態度に花園小学校を巣立つ皆さんを改めて誇りに思います。そして、中学校へと進学する皆さんの門出を、心からお祝いいたします。
みなさんにとって小学校での六年間はどのようなものだったでしょうか。入学してから今まで楽しかったこと、辛かったこと、嬉しかったことなど皆さんが経験したことすべてが皆さんのこれからの糧となるとと思います。
みなさんにはこれまで十二年間の出会いがありました。この世に誕生した時から、たくさんの人との出会いそして今、あなたの隣りにすわっている友達やクラス・学年の人たちとの出会いがありました。
それだけではありません。動物や植物、机や椅子、この世に存在するすべての物との出会いです。毎日あたりまえのように顔を合わせたりいっしょに過ごしたりしている家族や友達も、登下校やいろいろな場面で見守っていただいた地域の皆様、保護者の皆様との出会いも、一期一会であると気づけば、自分とまわりの人とのかかわり方が少し違ってくるはずです。私達の人生、一期一会の連続です。今まで出会った人、今いっしょに過ごしている人を大切にし、これから出会う人と共に過ごしてほしいと思います。
学校生活を振り返ってみましょう。これまでの校長先生をはじめ教職員の方々といろいろな行事を経験してきました。遠足や校外学習では、学校ではできない体験をすることができました。
宿泊学習では山や海の自然に触れ、自然の雄大さはもちろんのこと協力することの大切さ、助け合うことの大切さを学びました。又、目標に向かって、自分の役割を責任をもって果たしていくことの大切さと学びました。
縦割り活動ではみなさんが一年生から五年生までのみんなをうまくリードし全体のことを考えて、活動をより楽しいものにしてくれていました。先生がいつも感心していたのは、一年生や二年生に対して関わる時の温和さと穏やかさです。下級生をそっとやさしく見守ったり、手を差し伸べていたりする姿が特に印象に残っています。上級生として自分はどう行動すればいいのかを常に考えているようでした。
運動会や学習発表会では、自分たちの競技や演技だけではなく、全校のリーダーとして計画から後片付けまで自覚と責任をもってやり遂げました。人が見ていないところでも頑張る皆さんの姿は後輩たちにしっかりと受けつがれていくことでしょう。
修学旅行では、六年間の校外学習のまとめとして事前の学習から前向きに取り組みました。震災記念館で聞いたお話や体験したことは未来を創る皆さんには欠かせない貴重な体験となりました。様々な危機からの「回復力、復元力、しなやかな強さ」を意味するレジリエンスシティに向けた街づくりの取組が京都で進んでいます。これは災害に強い街づくりだけでなく自分づくりにも生かしていける大切な考え方だと思います
これからの時代は、さらに予測が難しい時代となるでしょう。でも時代がかわってもいろいろな人と力を合わせて変化を乗り越えて社会のつくり手となってください。
花園小学校の生活で培った多くのことを自信にしてください。困った時は一人で解決しようとせず、家族の方や仲間に相談して解決の糸口を見つけて克服してください。努力をした上での失敗は心も晴れ晴れとし、そして次に向かう力となります。びっくりするようなところでそんな経験が生かされます。
保護者の皆様、お子達のご卒業誠におめでとうございます。お慶びもひとしおと拝察いたしますとともに、心よりお祝い申し上げます。大切なお子達をお預かりし、ご期待に沿えるよう教職員一同、全力を注いでまいりましたが十分ではなかった点もあったかと思います。しかし、いつも学校に協力し、支えていただいたことに深く感謝いたします。これからのお子達の成長と、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
ご来賓の皆様には高いところからではございますが一言お礼を申し上げます。今ここに記念すべき創立六十周年の平成三十年度の卒業式をかくも盛大に挙行できますことは、平素からのご厚情の賜物と深く感謝いたしております。四十名の子ども達は、卒業いたしますが、今後とも温かく見守っていただきますとともに、ご支援ご指導を賜りますようお願い申しあげます。
卒業生の皆さん。これからも、心豊かに たくましく 自分を律し、自ら学んでいってください。
みなさんの数だけ夢がある。
みなさんの数だけ未来がある。
自分の命を大切に他人の命を大切に
ひとりひとりの幸せ色の花を咲かせてください。
本校の誇りである皆さんが自信をもって歩んでいかれることを心から願い、
式辞といたします。
平成三十一年三月二十日
京都市立花園小学校 校長 木村 朋弘