コトノハ
- 公開日
- 2010/04/21
- 更新日
- 2010/04/21
UTANO prismatic art
校内にある掲示板におもしろい掲示物を発見しました。
6年生が図画工作の学習で描いた作品です。
自分で選んだ文字をその文字の意味に合わせて少し形を変えたり,色をつけたりしてありました。また,紙の形を変えてあるものもありました。大人の世界でいうところの「カリグラフィー」「レタリング」といったところでしょうが,それとはまた少し違います。
作者の説明書きを見てみると「翼」を描いた子は「ぼくは翼のようにはばたこうと思いました。羽のようにはらったりしました。」羽を形取ったと思われるところには,強調するかのように誇らしげに銀紙で縁取られています。具体的にはまだ見えてこないであろう「卒業」に向けてのすがすがしい意気込みが伝わってきます。
また,別の子は「優」という字を書いていました。この説明書きには「もう6年なのでいろんな人にやさしくできたらいいとおもって優と書きました。作品には丸みを帯びた線とピンクや黄色の優しい色が使われています。
6年生では,この学習と関連させ国語科の学習で「俳句」の学習を進めています。改めて言うまでもありませんが,限られた言葉数の中でなんとかひとひねり,ふたひねりと子ども達が言葉を選ぶ様子はほほえましくもあり,たくましくも感じます。
昨年度より移行期間に入った新学習指導要領のキーワードの一つに「言語活動の充実」があります。これを聞くとついつい「一方通行で与えるだけの言葉」を教え込んでしまいがちになりそうなのですが,このような学習では子ども達が自分の中で選び抜かれた言葉を使っての言語活動が期待できそうです。
6年担任団が「俳句」の学習をどのように進めるかたくさんの俳句をあれこれ見合いながら相談している様子の中にも「充実した言語活動」が見られました。