学校日記

1年生を迎える会から

公開日
2012/05/10
更新日
2012/05/10

UTANO prismatic art

 今日5月10日に1年生を迎える会がありました。

 この会では,2年生から順番に全校児童が学年ごとに趣向を凝らして歌や詩などを発表してくれます。
 どの学年も素晴らしい内容で,きっと1年生も喜んでくれたと思います。

 始まる少し前に,体育館に行ったところ2年生が最後の調整をしていました。
 子どもたちの足元を見ると,手づくりされた花が置かれていました。

 どうやら,自分たちの発表に「華」を添える花であると同時に,会の最後に1年生へ贈るプレゼントでもあるようです。

 改めてもう一度よく見ると,子どもたちの声が聞こえてきそうなすてきな出来映えです。自分で選んだ色薄紙を重ね,とじた後,形を整えながら一枚ずつ開いていきます。きっと初めはむずかしかった子もいたことでしょう。先生にアドバイスをしてもらいながら,1年生の笑顔を楽しみにつくり続けた子もいるはずです。また,自分が歌うときに高々と振ることを楽しみにしていた子もいたでしょう。もちろん,だんだんと花の形になってきたり,めくっていくたびに新しい色が出てきたりする楽しさを感じた子もたくさんいたはずです。

 先生は個別にアドバイスをするだけではなく,もらった1年生が少しでも喜んでくれるように,最後の確認をしたり数をそろえたりしないといけません。花の茎の部分になる割り箸も確実に付いているか確かめないと,手に持って振ったときや渡すときに外れてしまいます。
 割り箸には薄緑色のテープが巻かれてありましたが,これは先生が巻いたのでしょうか。今日に合わせて材料を調達するところから,先生の「気持ちのプレゼント」は始まっています。

 いずれにせよ,この花ひとつに2年生の子どもたちと先生の1年生を想う「気持ち」や「感情」が溢れる「作品」であったと思いました。

 「アート」の意味を簡単には言い表せないそうですが,もしもそれが「表現した人が相手(鑑賞してくれる人)に働きかけるためにとった手段や媒体などの作品やその過程」であるのなら,この花も2年生と先生のステキな「感情」が表現されたアートでした。