学校日記

2月の朝会

公開日
2011/02/15
更新日
2011/02/15

豊かな言語活動

学年末が迫ってきました。もう一度学級目標をチェックしようというお話の後,6年生児童が,社会を明るくする運動更生保護事業協会会長賞を受賞した作文「地域の方々に感謝」を発表しました。

  地域の方々に感謝
              今熊野小学校6年児童
 ある日,私が学校から帰ったら,家にだれもいなくて,その日はかぎもなく,どうしようかな・・・と思いながら,家の前で誰か帰ってくるのを待っていました。なかなか帰ってこないので,近所の方に電話を貸してもらって,お母さんと連絡をとりました。その近所の方が,
「お母さんが帰ってくるまで,うちにおいで。」
と言ってくれたけど,恥ずかしかったので,
「いいです。」
って私が言ったら,その後,バナナとお菓子を持ってきてくれました。心細かったけど地域の方の優しさで,心がやわらぎました。
 また,ある日の朝,私は,学校行きたくないなぁと思いながら歩いていたら,花に水をやっているおばちゃんが,
「おはよう。行ってらっしゃい。」
と笑顔で,言ってくれて,私もいつのまにか笑顔になっていました。
 それから,地域の役員さんをされている方で,いつも学校からの手紙をわたしに行っている家のおばちゃんも,2階の窓から
「いってらしゃい。」
と言ってくれました。なんか,うれしくて元気になりました。その後,学校の近くで,友達のお母さんに出会ったとき,
「おはよう。いってらっしゃい。」
と言ってもらえて,さらに元気がでました。
 私は,今まで,「あの子は挨拶をしない。」とか「あの子はあいその悪い子。」とか思われたくなかったので,しっかりとあいさつをしていました。でも,学校に行きたくないときでも,地域の方々に笑顔で
「行ってらっしゃい。」
と言ってもらい,いっしょに元気をもらえることの気づきました。だからわたしは,元気をくれる地域のみなさんに,今度は私自身が,元気をあげられるあいさつをしたいと思うようになりました。
 私は今まで,いやな事があったときとかは,家族に支えられていると思っていましたが,このような体験をして,地域のみなさんにも支えてもらっているとことに気づきました。これからは,地域のみなさんに感謝しながら,元気を分けられる人になりたいです。

 愛想が悪いと思われたくないから挨拶をしていたこの児童が,元気をあげられる挨拶をしたいと思うようになったところがいいですね。「おはようございます」「いってきます。」の声がきっと変わったでしょうね。豊かなあいさつ(言語)を身につけたのだと思います。