学校日記

大きな花を咲かせよう

公開日
2013/02/01
更新日
2013/02/01

校長室

2月を迎えました。如月(きさらぎ)というのは、着るものを何枚も、さらにかさねるから という説もあります。「立春」を過ぎれば、暦の上では春になりますが、まだまだ寒い日が続きます。葉を落とした学校周りの木々も、北風に枝をふるわせています。
 元マラソン選手の高橋尚子さんが、座右の銘にしている言葉があります。
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」
 日々の地道な努力を積み重ねていた高橋さんの姿が思い浮かびます。
 一見、枯れ木のように見える木々も、目に見えないところでは根を伸ばし、懸命に養分を吸い上げているのです。枯れ木のような外見の裏側では、芽吹く準備を着々と進めているのです。冬の間に蓄えた養分があるからこそ、春の訪れとともに美しい花を咲かせることができます。
 今、努力をし続けることが無駄に思えている人はいませんか?無駄な努力などないのです。寒い日に積み重ねた努力があるからこそ、いつか暖かな日差しとともに、大きな花を咲かせることができます。

 漫画家の石ノ森章太郎さんが、こんなことを言っています。
「質、質ってよく言うけど、量を書かないと質なんて上がらないんだよ。がんばれ。」
 一家をなしている人は、最初から才能があると思いがちですが、そうではありません。それが好きということは言うことはあるかも知れませんが、スポーツで言えば、練習量。作家や漫画家で言えば、執筆量がその人の仕事の質を決めていると言えます。
 学校の勉強はどうでしょう?やはり、量の裏付けがなければ、質にはつながりません。
 読む、書く、計算する、話す、考えるの量を高めていきたいものです。