学校日記

食事で頭と体を育てよう

公開日
2012/11/05
更新日
2012/11/05

校長室

霜月の名の通り、秋も深まり、ひんやりとする季節になってきました。
 学校のお隣の東福寺にも、大勢の観光客が訪れるようになってきました。
 さて、「学力・学習状況」の全国結果をみると、小学校、中学校共に、国語、算数(数学)のどのテストにおいても、学力と朝食の摂取との間に、明らかな相関関係が認められます。「食べている子」と「食べていない子」との間には、平均で20ポイント近い差がありました。(H21年度)
また、「体力・運動能力」の全国結果においても、小学校、中学校共に、体力テストの合計点と朝食の摂取との間に、明らかな相関関係が認められます。
では、なぜ朝食をとることが大切なのでしょうか?3つの大きな役割があると言われています。
1 体温を上げて、眠っていた体を起きた状態にする働き
2 体と頭に、エネルギーを補給する働き
3 体調を整える働き
です。
そして、頭を活発な状態にするには、栄養バランスも大切です。
頭を元気に働かせるには、ブドウ糖が必要です。ごはんやパンに含まれる炭水化物です。これをエネルギーに変えるために、ビタミンB1も必要です。(豚、ハム、たらこ等)さらに頭をしっかり働かせるためには酸素が必要です。この酸素を運ぶヘモグロビンの材料である、鉄(肉 しじみ まぐろ等)、たん白質、ビタミンCもしっかりとることが必要になってきます。
 家族で楽しく食事をとってください。今の子どもたちの食事の様子を表した言葉があります。
孤食(コ食)・・・・一人で食べる
欠食(ケッ食)・・・朝食を食べない
個食(コ食)・・・・家族が別々に、それぞれの好きなものを食べる
固食(コ食)・・・・いつも同じものばかり食べる
これを続けると「コケコッコ」になります。
どうか、バランスのよい献立で、家族みんなそろって食事をして、頭と体を育てましょう。
 また、京料理の達人は、「私が考える食育とは、動植物の命をいただいていることに、感謝して食事をするということです。食は気持ちの問題。おいしければよいというものではありません。おいしさの背景に何があるのか。野菜をつくる人、魚をとる人、運ぶ人、売る人、料理する人、様々な人の手を経て、はじめて食することができるのです。そういうことに感謝すれば、自然と好き嫌いはなくなり、食べ残しもなくなり、マナーも向上すると思います。」とおっしゃっています。
 よりよい食事で、頭も心も体も元気になりましょう。