学校日記

万緑満つる5月

公開日
2012/04/20
更新日
2012/04/20

校長室

「万緑満てる」という言葉の通り、1年の内で最もさわやかな季節になりました。
 丁度いい湿度と気温。そして、緑という色彩が最も似合う季節です。
 子どもたちは新しい学年になり、早くも1か月が過ぎました。さわやかな風の中で、子どもたちの元気な活動の様子や、笑顔、歓声は学校全体に「生きる力」を与えてくれています。
 平成24年度、月輪小学校は「頭が元気 心が元気 体が元気」な子どもを目指します。
 「頭が元気」とは、意欲を持って進んで学習に取り組む子です。授業を大切にして、話をしっかり聞き、読み、話し、書く子です。
 「心が元気」とは、元気よくあいさつする子です。やさしく仲間を応援する子です。くじけずチャレンジする前向きな子です。
 「体が元気」とは、規則正しい生活のできる子です。みんなと外で楽しく遊ぶ子です。
 確かな学力と豊かな心と健やかな体の、バランスのとれた発達を目指します。
 そして、月輪小学校が子どもにとって、行きたい学校、楽しい学校になるようにしていきたいと思っています。

 今から2500年以上も前に、中国に荀子という思想家がいました。その荀子が学問の目的をこのように述べています。
「勉強するということは、自分の身にどうしてよいかわからないようなことが起こったとき、どんな解決法があるか、その問題解決の能力を授けてくれるということです。また、悲しいとき、辛いとき、どのようにしてその憂いを克服するかを教えてくれます。
 そして、この世の中で起きる全てのことには、自分にとって良いことも悪いことも、全てを包んで起きていることを知り、この大自然の法則を理解することによって、心が迷うことがなくなります。」
 つまり、学問を正しく修めれば、人生を生き抜くための問題解決能力や、辛さ、悲しさに耐えるたくましい心、人の痛みを知るやさしい心を育てることができる。そして、現実のできごとには、自分にとって良いことも悪いことも、全てを受け入れる広い心を持ち、迷うことがなくなるというのです。
 まさに、より豊かに、より人間らしく、「生きる力」を培うために勉強をするということになるのでしょう。