強い気持ちで 1年間
- 公開日
- 2012/01/05
- 更新日
- 2012/01/05
校長室
あけましておめでとうございます。昨年、わたしたちはかつてない大きな災害を経験しました。平穏な日々の営みが1日でも早くもどることを祈っています。
そして、人の「絆」の大切さを再認識した1年でした。人と人が出会い、互いを尊び、相手を思い量ることで少しずつ太くなっていく、人と人とが織りなす糸です。
新しいこの1年、この糸が多くの人と絡まりあい、太く、強くなっていくことを願っています。
福島県福島市に、月輪小学校があることは以前もご紹介しました。その近くの福島県会津若松市は、昔「会津藩」と呼ばれていました。ここには、会津武士としての精神を表した教えが残されています。
それは、「やってはならぬ。やらねばならぬ。ならぬことはならぬもの。」という教えです。
そして、これが現代の子どもたちに受け継がれ、かつてより「会津っ子宣言」として広められています。
内容は「1人をいたわる。2ありがとう。ごめんなさい。を言う。3がまんをする。4ひきょうなふるまいをしない。5郷土を誇り、年上を敬う。6夢に向かってがんばる。」というものです。青少年の健全な育成を願って策定された宣言ですが、大人もこの宣言を心に刻み、日常に生かそうと取り組んでおられるそうです。
京都市には「子どもを共に育む京都市民憲章」があります。その中の一節に「大人は子どもの可能性を信じ、自ら育つ力を大切にして、子どもを見守り、ほめ、時には叱り、共に成長していくことが求められます。」とあります。
子どもたちが健全に育ち、善悪の判断ができる心の強い人になれることを願う気持ちは共通しています。
今、子どもたちにも、社会にも規範意識が希薄になってきていると言われています。
「ならぬことは ならぬもの」この強い気持ちで、1年間、子どもたちが成長してほしいものです。