「経験を生かす」 分析実験2 6年
- 公開日
- 2012/11/30
- 更新日
- 2012/11/30
理科 栽培
「薄めた水溶液は,反応が鈍くなり臭いもしない。どうすればいいか。」から授業が始まりました。
「蒸発させたら,臭いが分かる。」ことに気付きました。リトマス反応,息を吹き込む,お湯に付ける,そして,蒸発・・・・・・色々実験をして情報を集めました。
お湯に付けた段階で,Cからすごいにおいがしてきました。泡はでなかったので,炭酸水ではありません。
蒸発実験をしているグループが出てきました。すごくいいにおいがしていきます。
「べっ甲あめの臭いだ。わかった。中性だから,間違いない。」
Aは,食塩水を用意していたので,蒸発実験では白い粉が出てきました。しかし,リトマス紙ですごく弱いアルカリ反応が出ていました。(水道水か試験管を洗った洗剤が少し残っていたのかもしれません。)
「先生,石鹸水はアルカリ性だけど,水酸化ナトリウムとの違いが分かる方法ってありますか?」
と質問に来ました。息を入れる実験やったでしょ。石灰水なら白く濁るけど,・・・・・とヒントを出すと。
「そうか。泡が出てくる。」
泡は出ない。弱いアルカリの反応が出たグループは水酸化ナトリウムと結論を出しました。間違いですが,根拠がしっかりしています。
べっ甲あめのにおい,石鹸水が泡立つという生活経験も生かすことができました。
砂糖水を熱していくとあめになりその後煙が出て焦げていきます。そして真っ黒な炭になります。砂糖は有機物だからです。4月に学習した「ものの燃え方」で炎を出して燃えるものは,すべて生き物であることを学びました。砂糖も生き物なのです。お料理を焦がしてしまった経験がある子はその経験とつなげて考えることができるかもしれません。
学校で習った知識だけで考えず,自分がこれまでの体験で得た知識を生かす発想の切り替えも育てていきたい力です。