2月の朝会 節分の意味
- 公開日
- 2012/02/01
- 更新日
- 2012/02/01
学校の様子
今日から2月です。あさっての3日は「節分」,4日は「立春」で,暦の上ではもう春を迎えます。
さて,1月の朝会でお話ししたお正月のお飾りの話を覚えていますか。鏡もちやおせち料理などにも,家族の今年一年の幸せを願う意味が込められていることがわかりましたね。実は「節分」にもいろんな思いが込められているのです。まず,「節分」には何をしますか。…そうですね。豆まきをします。何と言って豆をまきますか。…そうです,「鬼は外。福は内。」ところで,「鬼」って何でしょう。広辞苑によると,こう書いてあります。「・・・・想像上の怪物。餓鬼,地獄の青鬼,赤鬼があり,美男・美女に化け音楽・すごろく・詩歌に優れたものとして人間世界に現れる。後に,人身に牛の角や虎の牙を持ち,裸で虎の皮のふんどしを締めた形をとる。怪力で性質は荒い。・・・」
こんな鬼って本当にはいませんね。だから,「鬼は外。」というのは,怖いもの,いやなこと,不幸をもたらす物事は我が家から出て行け,と言うことなのです。そして,「福」すなわち幸福が我が家に来てほしいと言う願いなのです。冬は寒くて暗いので,「鬼」のイメージに似ています。春は暖かくて明るいので,「幸福」のイメージです。「節分」は,冬から春に変わる節目の日なので,この日に鬼を追い出して福を招き入れるのです。昔の人は良く考えたものです。
また,この日の夕暮れには,柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に立てる家もあります。柊のとがった葉っぱが痛いのと,鰯のにおいが嫌いなのとで鬼が家に入ってこられないらしいです。そして,「恵方まき」といって,大きなまき寿司をその年の恵方すなわち歳徳神(としとくじん)のいる方向(今年は北北西)に向かって食べる風習もあります。
お正月とか,節分とかこういう風習を「年中行事」といいます。昔の人は,お正月が終わったら節分。節分が終わったら3月3日の桃の節句(お雛さん)。次は5月5日あやめの花が咲く頃の端午の節句(大将さん),次は7月7日の七夕…。と,一年間の節目節目を祝い,みんなが元気に幸せに生きていけることや自然に感謝してきたのです。あさってが「節分」ですが,校長先生のお話を思い出して豆をまいたり,鰯を食べたり,巻き寿司を食べたりしてください。そして,その意味をおうちの人に教えてあげてください。きっとびっくりして喜ばれます。
暦の上では春になりますが,まだまだ寒い日が続きます。手洗い・うがいをしっかりして,早寝早起き朝ごはんを守って,風邪など引かないように気を付けましょう。6年生は卒業まであと8週36日間となりました。しっかりと小学校生活を締めくくって,次の中学生へのステップに進めるようにしておきましょう。