「いじめ」で苦しむ人をなくすために 3
- 公開日
- 2014/05/30
- 更新日
- 2014/05/30
校長室から
下の図は今年の5月に行った全校集会で児童生徒に見せながら説明をし
たスライドです。
「いじめの構図」と呼ばれるものです。いじめられている子がおり,
いじめる子がいます。その子は昨日までの仲良しかもしれませんし、複数
の子がいじめる側にいる場合もあります。さらにいじめる子の集団の中に
も序列がある場合があります。
そしてその周りにこれをはやし立てる子が多数存在します。そしてさら
にその外側に、見て見ぬふりをするように見える傍観者と呼ばれる子ども
たちが存在します。
いじめられている子にとってみれば、直接いじめている子どもは当然の
ことながら、はやし立てる子やその周りで傍観者的に見ている子らすべてが
「敵」になるのです。このことから、深い悩みに陥る子供が少なくありま
せん。
我が国のいじめの特徴として,学年進行と共に注意をする子供の数が減少
し、傍観者が増加するという傾向にあります。
「なぜ注意しないの。」と大人は思うかもしれません。それは注意するこ
とで、いじめの対象が自分になることを恐れるからです。
また、いじめている子が、ある日突然に皆に無視をされ、いじめられる側
にまわるということも珍しくありません。
一人で注意できなければ、複数で注意をする。できなければ大人に相談
をする。当事者がSOSを発信することは極めて難しいのですから。