子どもとの心の架け橋 (学校保健会支部研修会)
- 公開日
- 2010/12/17
- 更新日
- 2010/12/17
学校の様子
12月14日(火)午後2時30分から本校「ふれあいサロン」で,東山支部を始め全市から70名を超える教職員,保護者のみなさんの参加のもと,京都市学校保健会東山支部研修会(兼 新道小学校PTA家庭教育学級)を開催しました。今回お越しいただいた講師の先生は,「日本メンタルヘルス協会 心理カウンセラー」の「 林 恭弘 」先生でした。
林先生の講演は,コミュニケーションがこじれる,やってはいけない12のパターンの紹介から始まり,「やってはいけない聴き方」を始め,心理カウンセラーが日ごろ使っている「聴き方」のテクニックを紹介しながら,「子どもと心の通ったコミュニケーションを図るにはどうしたらいいか」というお話をしていただきました。笑いあり,涙ありの,体験談や実話なども交えて,すぐに役立つ分かりやすいお話を,たっぷりと聞かせていただきました。
ちなみに,コミュニケーションがこじれる,やってはいけない12のパターンとは,(研修会当日のレジュメから,抜粋させていただきました。)
1.命令・指示
何かをするように(あるいは,しないように)言う。…黙らされて自分の意見が言えなくなる。
2.注意・脅迫
それをすれば(あるいは,しないと)どんな結果になるかを言う。…反感や防衛心が生じやすい。
3.訓戒・説教
何をすべきか(あるいは,すべきでないか)を言う。…本人も判っていることを指摘されるので,逆ギレなど反撃で防衛するしかなくなる。
4.忠告・提案
どうしたら問題が解決するか助言や提案をする。…自発的に考えることがなくなり,依存が生じやすい。
5.講義・講釈
自分の意見等で相手の判断に影響を与える。…状況にもよるが批判,指摘,非難などに解釈されやすい。
6.批判・非難
否定的な判断や評価を下す。…自己評価が下がり,コンプレックスを抱きやすくなる。
7.同意・賛同
肯定的な判断や評価を下す。…安易な同意や賛同ととらえると,不満や不安につながる。
8.侮辱
相手を見下して,その人の価値を低く評価する。…低く見られることで,自己評価が下がる。
9.分析・診断
相手の動機は何かを解説する。…決めつけられてしまうため,本心を言い出せず心を閉ざしやすくなる。
10.激励・同情
相手の気持ちを良くしょうとする。…今の状況や自分が駄目な状態だと,否定されているような気になる。
11.質問・尋問
自分(聞く方)が問題解決する情報を,相手(本人や当事者)から得ようとする。…問い詰められると本音が言いにくくなる。
12.ごまかし・停止
問題から相手をはぐらかそうとする。…真剣に取り合ってもらえない,あるいは受け入れてもらえないと感じ失望する。
林先生は講演の最後に,「大切なのはすぐそばにいる人との「人間関係」」,「コミュニケーションとは,いかに「素直な心」になれるか」だと話されていました。 林先生にはお忙しい中,大変ためになる,貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
このページは,「 林 恭弘」先生の許諾済です。