うれしかったこと
- 公開日
- 2020/07/10
- 更新日
- 2020/07/10
校長室から
それは,お昼休みのことでした。ある子どもが,
「校長先生大変です。金魚が死にそうです。」
「えっ,それは大変!すぐに行きます。」
と,校長先生はあわてて水槽のほうに行きました。すると,一匹の金魚が体を横にしたり,まっすぐにしたりしながら,苦しみながらも必死に生きているようでした。そこに高学年の子どもが来て,
「どうしたん?金魚死にかけてるやん,助けてあげな。」
その声に,何人もの子どもが駆けつけてくれます。中には教室にある小さな金魚が入る虫かごをもってきてくれた子どももいました。子どもたちは声には出さないものの,「がんばれ!」と心の中で叫んでいるようでした。
するとどうでしょう。1時間後,その金魚は校長室で元気に泳いでいるではありませんか。思わず校長先生は「やったー!よかった!」と思いました。それと同時に,
「これを救ったのは子どもたちだ。子どもたちがいつも金魚の様子を見てくれていたからこそ,変化に気づけたんだ。子どもたちありがとう。」
幸せな気持ちで金魚を見つめる校長先生でした。