学校日記

四錦の謎 本名は『第』ですよね?

公開日
2012/12/28
更新日
2012/12/28

校長室から

 学校は明日29日から年末年始の休業期間に入ります。今日28日が今年最後の日ということになります。そして,今,読んでいただいているこの記事が今年最後の記事になります。

 最後の記事にふさわしいかどうかはともかくとして,私が四錦に着任した時から不思議に思ってきたことを書きます。

 下の写真は正門に取り付けられた門標です。見慣れた光景です。「それがナニか?」という感じですが,書かれている文字をよく見てください。

 『京都市立第四錦林小学校』となるはずが,5文字めにくるべき『第』の字が略字になっています。メモをとるような時に使う略字ですね。ただ,メモならともかく,学校の顔とでも言うべき門標に略字を使うなどということはちょっと違和感がありますよね。ここは当然,正式な文字を使うはず…とお思いになりません?

 「ナニかきっとわけがあるに違いない!!」と思い続けて1年と9ケ月。どなたか,事情をご存じの方はおられませんでしょうか?

 3枚目の写真は校長室に掲げてある校歌の額です。昭和11年4月に書かれたものです。ここには現在は歌わなくなった「幻の3番」の歌詞があります。

 3番の最後のフレーズは,「…学ぶ第四の錦林校」となっています。ここに書かれている『第』は竹かんむりではなく,草かんむりになっています。

 これは書き誤りではなく,古くはこのようにも書いたようですし,今でも毛筆で書く場合に草かんむりを使う場合があります。竹かんむりで書いた『第』と草かんむりで書いたものとは同じ意味で同字とされています。つまり,この写真にある草かんむりで書かれた『第』の字は決して略字ではないということです。

 門標に略字, …きっとナニか深いわけがありそうな…