学校日記

守ろう!藤袴(ふじばかま)

公開日
2009/07/14
更新日
2009/07/14

校長室から

 本校には,3本の藤袴がビオトープ付近の花壇に育っています。平成19年(2007年),KBS京都が,「守ろう!藤袴プロジェクト」を立ち上げ,京都市の小学校に,藤袴の鉢を提供してくださる運動がありました。その取り組みに申し込んだ藤袴です。 実は,そのプロジェクトが,平成20年(2008年)11月に,京都市教育委員会を通じて,京都市の小学校74校に,原生の藤袴の苗を277鉢提供してくださいました。本校もその学校の一つです。藤袴は,秋の七草の一つで,古くは万葉集や古今和歌賞,源氏物語にも登場して,古くから愛されてきた植物です。平安時代には,乾燥させた藤袴を香料(桜餅の香り)として使われていたそうです。
 昔は,京都の河原には,よく見られたのですが,今や,河川改修などによる環境の変化で,準絶滅危惧種に指定されています。また,この花の蜜を求めて,遠くは,台湾や沖縄から「渡り蝶」(アサギマダラ<体長40〜60mm>)がやってきます。今,つぼみを出しています。今年は無理かもしれません。今年,花が咲き,実ができて,種が地面に落ち,新しい命の芽が誕生して,藤袴の苗が,来年は増えることでしょう。専門家の方も,「来年には,渡り蝶が飛来してくるかもしれませんね。昨年は,京都でも確認されています」とおっしゃっていました。「すくすくと育ってくれますように」と心から願っています。