学校日記

第11回京都大原学院卒業式を終えて

公開日
2020/03/13
更新日
2020/03/13

校長室から

文責:校長

 新型コロナウイルスの感染拡大防止を受けて、短く簡潔に卒業式が行われました。
 入り口にはアルコール消毒、来校者全員にはマスク着用、そして式は始まりました。
 国歌、校歌に続き、卒業証書授与、簡単な式辞、来賓(PTA会長のみ)の紹介、祝辞の報告の後、今日の卒業式の見せ場「卒業生による『決意の言葉』」が発表されました。
 今年の卒業式は、在校生不参加のため、卒業生の答辞はありません。答辞の代わりに卒業生(全員で8人です)の「決意」が発表されました。
 学院生活で自分のできなかったところを分析し次に生かそうとする者、9年間の思い出からこれからの夢を語る者、9年間の仲間との生活に涙する者、学校教育目標が達成できたと言ってくれた者など、ぞれぞれ短い時間の中で、普段の卒業式では聞けなかったであろう卒業生からの生の声が聞けました。いつもとは違う、この状況になったおかげで、代表ではなく全員から聞けました。
 「与えられた状況の中で精一杯がんばろうと思うこと」「この状況でしかできないことを考えること」それは、「小規模校」だからこそ、これを弱みと考えずに強みと思い、他の学校にはできないことをやろうとする今までの考えが生きているように思いました。
 そして、今回のようないつもと違う状態にあっても、「そんな状態だからこそできることがある」「こんな状態を、ピンチだと憂うのではなく、逆にそれをチャンスにとらえよう」と卒業生たちの「決意の言葉」を聞いて思いました。そして、より卒業生たちの成長を感じられました。
 始まる前は、「今年は残念な卒業式かもしれない」という保護者や卒業生の心配する声がありました。しかし終わった今は、「こんな状態のおかげでいつもと違う『すばらしい卒業式ができた』」と言ってもらえる卒業式だったと思います。
 練習なしでやりきった卒業生でもあります。卒業生に感謝です。