校長の窓7(5月21日)
- 公開日
- 2017/05/24
- 更新日
- 2017/05/24
校長室から
5月21日(日)たいへん暑い日となりました。夏?と思わせる天候でしたが,今から148年前の今日は,日本で初めて小学校が京都で開校した日でした。学制公布の2年前のことでした。
みなさんもよくご存じのことかと思いますが,明治となり,都が京都から東京へ,明治維新の政争と戦乱など京都は人口も減少し,衰退の危機に陥ったといわれています。当時の人たちは,荒れ果てていく町並みを目にする中で,京都を何とかしなければと考えたのでしょうね。その時の精神が今の京都の教育の根幹と考えます。琵琶湖から疏水をつくり,電気をおこし電車を走らせるなどしたことも,衰退する京都の発展に向けて取り組みと言えます。一致団結して取り組もうとする姿が町並みをかえていったのだろうと感じます。
「街づくりは人づくりから」人を育て,町を活性化していこうという思いが,人々動かしたのでしょう。学制公布に先駆けて,いわゆるかまど金制度,自治組織ごとにそこに住む人々が出資して,小学校を創設した,いわゆく番組小学校です。その小学校に,集会所や火の見やぐらなども設置し,まさしく地域コミュニティーの拠点としていきました。戦後のドーナツ化現象の影響で,学校の統廃合が行われてはいます。新たな地域コニュニティーとして展開していく学校も出てきています。
学校は人を育てる場,地域と子どもをつなぐ場,そして,未来と子どもをつなぎこれからの社会とつなぐ場として,私は考えます。そして,大切に子どもたちを育んでいきたいとあらためて思います。
明徳小学校は,今年で創立110年を迎えます。この岩倉明徳の地で,その役割は変化し発展していますが,110年もの間子どもたちを育んでこられました。その伝統を,先人たちの苦労と努力,工夫を大切にするとともに,これからの社会にむけて,主体的に関わろうとする子ども,創りだそうとする子どもを育んでまいりたいと考えます。
また,地域の方々があたたかく子どもたちを見守っていただいていることに感謝するとともに,地域の子どもは地域で育てるという思いを大切にしながら,地域に根差し,連携を図りながら学校運営にあたっていきたいと思います。
毎朝,地域の方やPTAの方々が子どもたちの見守り活動にあたっていただいています。ありがとうございます。今年度,地域の方々も新たな参加者を募っていただき,見守り活動をしていただく方が増えました。また,PTAの方々の見守り活動も多くの方が当番の日に確実に取組をしていただいています。中にが,当番でない日にも見守り活動をしていただいている方もいると聞きます。安心安全ネットも自治連合会組織とされ,地域ぐるみで子どもたちの安心安全にご尽力いただいていること,たいへんうれしく思います。地域の方々やPTAの方々の力をお借りしながら,連携を深め取組を進めていきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いします。
5月21日にあたり,そんな思いをあらたにしました。