学校日記

【3年】図工 紙版画 下絵

公開日
2024/11/25
更新日
2024/11/25

3年生

「版画はデッサンで決まる」とは少し大げさな言い方ですが、以前先輩の先生教わった言葉です。中学年くらいになると、絵画の学習課題も全体のバランスを重視する傾向になり、また子ども達の絵も少しリアルな方向に評価されるようになってきます。でも、子ども達がかいている絵を一緒に見ていて思うのですが、アニメなどのキャラクターを模写するとき、忠実に再現することよりも、少し自分の色合いを織り交ぜた方が周りの子に好評であったりします。リアルさと共にオリジナルなカラーをどこまで出せるか。このバランスで、見る者を惹きつけています。
 そこで、今回の版画の下書きです。人物を中心に据える子が多くいます。すると、どうしても顔が大きくなってしまいがち。もちろんそのような画風もあるので、一概に否定はできませんが、気になるのは手の小ささ。物を握ったりしているのに、小さな手が開いている状態で描かれています。握った状態ならば、指はどのように曲がっているのか、そこはよく見てほしいところです。同じように、肘と膝。曲がっているはずなのに、存在すらしない。紙版画は、紙を版木代わりにするのですから、自由に角度を変えてのり付けすることができます。人物の場合、曲がる部分を意識してデッサンしておかないと、紙版画の特長を生かせません。なかなか先まで見通してデッサンをすることは難しいのですが、そこまで考えようとしながら、デッサンに取り組んでほしいと思います。
 今週、もう一度下絵に挑戦です。