学校の草花たち 13
- 公開日
- 2023/10/10
- 更新日
- 2023/10/10
学校の様子
学校北門入って右手にヒガンバナが咲いていました。子どもたちの目に触れる場所ではないのですが、学校では花の少ないこの時期、ひと際目立ちます。ヒガンバナは、花は咲いても実がめったにできません。球根が分かれて増えますが、新しい球根は親株のすぐわきにつくられて広がらず、自らの移動能力はありません。ということは、ここに誰かが移植した結果ということになります。それは、田の畦道や公園で見られるヒガンバナでも同様です。田の畦道に植えられたのは、前回にも書いた救荒植物であると同時に、土留めの役目や除草の役目を果たしています。球根から出る根は「牽引根」といって、球根が浮くと根がぐぐっと縮んで球根を引っ張り込むそうです。また球根そのものが他の植物の成長を妨げる作用を持つ「アレロパシー物質」を出していて、雑草の発芽を防ぐそうです。しかも、夏の間は葉がなく、農作業には好都合です。花の後から葉が出てくるので、花が枯れた後も観察を続けてください。それに、球根は有毒ですので、ネズミやモグラから畦を守ります。先人の知恵はすばらしいですね。
白いヒガンバナを植えられているお宅もありました。シロバナマンジュシャゲといいます。と、子どもに伝えたら、「土田公園にもあるよ。」とのこと。地域の方のお力できれいにされていました。黄色い花もありました。ショウキズイセンだと思います。花の後にどのように成長するのか見守りたいと思います。
学校では、宿根の西洋アサガオがやっと咲きました。一回り大きな花です。いつまで咲くか、こちらも見守りたいと思います。