8月(葉月) 夏休みに思う
- 公開日
- 2009/07/31
- 更新日
- 2009/07/31
校長室から
今年は,天候不順で,梅雨が明けないまま,8月に入りました。照りつける夏の陽射しがあまり感じられないのも何か淋しいものです。
とは言え,京都の夏は,やはり猛暑の印象が強いですね。盆地特有の気候で,暖められた空気がたまりやすく,厳しい蒸し暑さが続くのが普通です。
もう間もなく梅雨も明けることでしょう。8月の太陽が照りつける時,「京都の夏」を実感することになります。
学校は,夏休み。学習会に参加する子,プールにやってくる子,部活動の練習にくる子。休みとは言えど,たくさんの子どもたちで賑わっています。どの子の顔も陽に焼け,たくましさを増しています。真っ黒な顔からのぞく白い歯,そして,笑顔。近年,見ることの少なくなった底抜けに明るい子どもの笑顔が溢れる時期。それが,夏休みなのかもしれません。
おとなも子どもも,ストレスを感じやすくなった今の社会。ゆったりとした時間の中で人や自然と触れ,豊かな人間性を回復したい。そう思うのは私だけでしょうか。
8月(葉月)の歌
枝に洩る 朝日の影の少なきに 涼しさ深き竹の奥かな
京極 為兼
考えて飲み始めたる 一合の二合の酒の 夏の夕暮れ
若山 牧水
閑かさや 岩にしみいる 蝉の声
松尾 芭蕉